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	<title>ジョージ・ベンソン | Jazz Guitar &#039;Round Midnight</title>
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	<description>Jazz In Tokyo</description>
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		<title>ジョージ・ベンソン(George Benson)『Breezin&#8217;』徹底解説｜ジャズギターをポップ・チャートの頂点へ導いた一枚</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/breezin-george-benson/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/breezin-george-benson/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jul 2026 09:26:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アルバム紹介]]></category>
		<category><![CDATA[Breezin]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[ジョージ・ベンソン]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
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					<description><![CDATA[ジョージ・ベンソンが1976年に放った『Breezin'』を徹底解説。ビルボード3チャート制覇とグラミー受賞に輝いた名盤の制作背景、参加メンバー、全6曲の聴きどころを紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>1976年発表の『Breezin&#8217;（ブリージン）』は、ジャズ・ギタリストのアルバムがビルボードのポップ・チャートで頂点に立てることを証明した、記念碑的な作品です。ジョージ・ベンソンの流麗なギターに、クラウス・オガーマンの上品なストリングスと、タイトなグルーヴを刻むリズム・セクションが寄り添う音世界は、発売から半世紀を経た今もまったく色あせていません。ジャズの即興の楽しさを保ちながら、ポップスとして心地よく聴ける——そのバランス感覚こそが本作の魅力です。</p>
<p>「ウェス・モンゴメリーの後継者」と呼ばれた名手が、なぜ・どのようにしてこの大ヒット作へたどり着いたのか。本記事では制作背景から全曲解説まで、じっくり掘り下げていきます。ベンソンというギタリストの歩みそのものについては、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/george-benson/">ジョージ・ベンソンとは？（人物紹介記事）</a>で詳しく紹介していますので、あわせてどうぞ。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">アルバム基本情報</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">どんなアルバム？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">参加メンバー</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">全曲解説</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">1. Breezin&#8217;（作曲：ボビー・ウーマック）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">2. This Masquerade（作曲：レオン・ラッセル）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">3. Six to Four（作曲：フィル・アップチャーチ）</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">4. Affirmation（作曲：ホセ・フェリシアーノ）</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">5. So This Is Love?（作曲：ジョージ・ベンソン）</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">6. Lady（作曲：ロニー・フォスター）</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">聴きどころ・なぜ名盤なのか</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">アルバム基本情報</span></h2>
<figure class="wp-block-table">
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>発売</td>
<td>1976年3月19日</td>
</tr>
<tr>
<td>レーベル</td>
<td>Warner Bros. Records（ワーナー移籍第1作）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音日</td>
<td>1976年1月6日〜8日</td>
</tr>
<tr>
<td>録音場所</td>
<td>キャピトル・スタジオ（ハリウッド）</td>
</tr>
<tr>
<td>プロデューサー</td>
<td>トミー・リピューマ（Tommy LiPuma）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</figure>
<p>バンドは、ベンソン（ギター、ボーカル）を含む7人のコア・メンバーに、クラウス・オガーマン指揮のストリングス・オーケストラを重ねた編成です。</p>
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</div>
<h2><span id="toc2">どんなアルバム？</span></h2>
<p>本作以前のベンソンは、クリード・テイラー主宰のCTIレコードでジャズ・ギタリストとして活躍し、「ウェス・モンゴメリーの後継者」と目される存在でした。1975年にワーナー・ブラザースと契約し、その移籍第1弾として制作されたのが『Breezin&#8217;』です。プロデューサーのトミー・リピューマとエンジニアのアル・シュミットのコンビは、クラウス・オガーマンの上品なストリングス・アレンジを重ねる「クロスオーバー」路線（ジャズとポップスの垣根を越える音作り）を設計。録音はキャピトル・スタジオでわずか3日間という短期間で行われました。</p>
<p>タイトル曲「Breezin&#8217;」には興味深い来歴があります。作曲者はボビー・ウーマックで、初演は1971年に発表されたガボール・ザボのアルバム『High Contrast』収録版でした。この初演にはウーマック本人がリズム・ギターで参加しており、プロデュースを手がけたのは同じくリピューマ。つまり本作は、リピューマにとって自身が世に送り出した曲の「再演」でもあったのです。</p>
<p>もっとも、ベンソン本人は当初「ウーマックのオリジナルの方が良い」と録音に乗り気ではなく、リピューマに頼んでウーマック本人をスタジオに呼んでもらいました。するとウーマックは、ダブルストップ（2本の弦を同時に弾く奏法）による新しいリックを「ダダダダダダダ・ダーン！」と口ずさんで提案。これが曲を象徴するフックとなり、ベンソン自身も後年「あのラインが『Breezin&#8217;』を大衆に届けた」と回想しています（Guitar Player誌インタビュー）。作曲者本人がスタジオで口伝えしたフレーズが、大ヒットの決め手になったわけです。</p>
<p>機材面のディテールも見逃せません。この録音でベンソンは、入手したばかりのギブソン・<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/johnny-smith/">ジョニー・スミス</a>・モデルをポリトーンのアンプにつないで使用したと、本人がGuitar Player誌のインタビューで語っています。フルアコならではの豊かな鳴りとウォームなトーンの組み合わせは、本作の「風のように軽やかな」サウンドを支える隠れた立役者と言えるでしょう。</p>
<h2><span id="toc3">参加メンバー</span></h2>
<p>コア・バンドは、当時のベンソンのワーキング・バンド（日常的に演奏をともにしていたメンバー）が中心です。気心の知れた面々ならではの一体感あるグルーヴに、オガーマン指揮のオーケストラが彩りを添えます。</p>
<ul>
<li><strong>ジョージ・ベンソン（ギター、ボーカル）</strong> … 本作の主役。流麗なシングルラインと歌心あふれるフレージングが全編を貫きます</li>
<li><strong>ホルヘ・ダルト（アコースティック・ピアノ、クラビネット）</strong> … 「This Masquerade」で長尺のソロを聴かせるピアニスト。本作の白眉のひとつです</li>
<li><strong>ロニー・フォスター（エレクトリック・ピアノ、ミニムーグ）</strong> … ワーキング・バンドを支える鍵盤奏者。クローザー「Lady」の作曲者でもあります</li>
<li><strong>フィル・アップチャーチ（リズム・ギター、ベース・ギター）</strong> … リズム・ギターとベースの二役をこなす名手。「Six to Four」を提供しました</li>
<li><strong>スタンリー・バンクス（ベース・ギター）</strong> … バンドのグルーヴの土台を支えるベーシスト</li>
<li><strong>ハーヴィー・メイソン（ドラムス）</strong> … 数多くのセッションで知られる名ドラマー</li>
<li><strong>ラルフ・マクドナルド（パーカッション）</strong> … リズムに彩りを加えるパーカッションの名手</li>
<li><strong>クラウス・オガーマン（アレンジ、指揮）</strong> … ストリングス・アレンジと指揮を担当。本作の浮遊感ある音像の設計者です</li>
</ul>
<h2><span id="toc4">全曲解説</span></h2>
<p>ここではオリジナルLP基準の全6曲（ボーカル入りは「This Masquerade」のみで、ほかはすべてインストゥルメンタル）を曲順どおりに紹介します。</p>
<h3><span id="toc5">1. Breezin&#8217;（作曲：ボビー・ウーマック）</span></h3>
<p>軽快なミドルテンポのインストで、アルバムの世界観をそのまま体現したオープナー。ウーマック直伝のダブルストップのフックと、オガーマンのストリングスが生む浮遊感がたまりません。シングルはHot 100で63位を記録し、曲自体はフュージョン／スムーズジャズのスタンダードとして定着しました。</p>
<h3><span id="toc6">2. This Masquerade（作曲：レオン・ラッセル）</span></h3>
<p>アルバム唯一のボーカル曲で、レオン・ラッセル作の名曲のカバー。ギターとスキャット（意味を持たない音節で歌う即興唱法）のユニゾンという、ベンソン十八番のスタイルを本格的に世に知らしめた1曲です。ホルヘ・ダルトの長尺ピアノ・ソロも聴きどころ。Hot 100で10位のヒットとなり、グラミーの最優秀レコード賞に輝きました。</p>
<h3><span id="toc7">3. Six to Four（作曲：フィル・アップチャーチ）</span></h3>
<p>リズム・ギターのアップチャーチが提供した、ループするギター・リフを軸にしたファンキーなグルーヴ・ナンバー。ワーキング・バンドならではのタイトな絡みが楽しめます。</p>
<h3><span id="toc8">4. Affirmation（作曲：ホセ・フェリシアーノ）</span></h3>
<p>ホセ・フェリシアーノ作のインスト。スローに始まるギター・ソロから徐々に熱を帯びていく構成が見事で、後年までベンソンのライブ・レパートリーとして愛奏されました。</p>
<h3><span id="toc9">5. So This Is Love?（作曲：ジョージ・ベンソン）</span></h3>
<p>ベンソン自身のオリジナル。バンドのインタープレイ（演奏者同士の即興的な掛け合い）とオーケストラの絡みが楽しめる、アルバム中最もジャズ寄りの演奏とされる1曲です。</p>
<h3><span id="toc10">6. Lady（作曲：ロニー・フォスター）</span></h3>
<p>鍵盤のフォスターが書いたメロウなクローザー。ゆったりとした余韻でアルバムを締めくくる、スムーズジャズ・ファンに人気の1曲とされています。</p>
<h2><span id="toc11">聴きどころ・なぜ名盤なのか</span></h2>
<p>商業的な実績はまさに桁外れでした。ビルボードのポップ（Billboard 200）・ジャズ・R&#038;Bの3チャートすべてで1位を獲得し、ジャズ・アルバムとして史上初のプラチナ認定（RIAA）を受けたとされます。現在までに3×プラチナ（全米300万枚）に到達し、史上最も売れたジャズ・アルバムの一つに数えられています。1977年の第19回グラミー賞では「This Masquerade」が最優秀レコード賞、アルバムが最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞、アル・シュミットが最優秀エンジニア賞（非クラシカル）を受賞し、最優秀アルバム賞にもノミネートされました。</p>
<p>一方で批評的な評価には興味深いコントラストがあります。AllMusicのリチャード・S・ジネルは5点満点中3.5点をつけ、「ギターは相変わらず自信に満ち流麗」としつつも「ブレイクスルーというより過渡期のアルバム」と評しました。当時のジャズ純粋主義者からは商業路線への転換として批判もあったとされます。しかし近年は「スムーズジャズというジャンルの礎を築いた金字塔」「ベンソンの最高傑作の一つ」と再評価する声が多く、時間が本作の価値を証明した格好です。</p>
<p>ジャズギター史の観点では、本作は「ジャズ・ギタリストがポップ・チャートの頂点に立てる」ことを証明した作品であり、以降のフュージョン／スムーズジャズ（<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/earl-klugh/">アール・クルー</a>、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/lee-ritenour/">リー・リトナー</a>以降の流れ）の商業的な青写真となりました。「This Masquerade」で確立したスキャットとギターのユニゾンはベンソンの代名詞として後続に広く影響を与え、本作の成功を足がかりに、ベンソンは『In Flight』（1977）『Weekend in L.A.』（1978）へと続く黄金期に突入していきます。</p>
<h2><span id="toc12">こんな人におすすめ</span></h2>
<ul>
<li><strong>ジャズギターをこれから聴き始める人</strong> … 難解さがなくポップスとして楽しめるのに、ソロの中身は本物のジャズ。入門盤として最適です</li>
<li><strong>ウェス・モンゴメリーが好きな人</strong> … モンゴメリー譲りのオクターブ奏法（同じ音を1オクターブ違いで同時に弾く奏法）や歌心あるフレージングを、洗練されたサウンドの中で味わえます</li>
<li><strong>スムーズジャズやフュージョンのルーツを知りたい人</strong> … ジャンルの礎を築いたとされる本作は、この系譜を語るうえで避けて通れません</li>
<li><strong>ギターの音作りにこだわる人</strong> … ジョニー・スミス・モデル＋ポリトーンによる本作のウォームなトーンは、フルアコ好きなら一度は研究したいサウンドです</li>
</ul>
<h2><span id="toc13">まとめ</span></h2>
<p>『Breezin&#8217;』は、ジャズの即興性とポップスの聴きやすさを両立させた、クロスオーバーの金字塔です。ウーマックがスタジオで口伝えしたフックの逸話や、ガボール・ザボ版から続くリピューマとの縁など、制作背景を知れば知るほど、この軽やかなサウンドの裏にある人の繋がりとドラマが見えてきます。</p>
<p>まずはオリジナルLP基準の6曲を、曲順どおりに通して聴いてみてください。風のように吹き抜ける「Breezin&#8217;」から、メロウな「Lady」の余韻まで、心地よい旅が待っています。そしてベンソンのギターの歌いっぷりに惹かれたら、ぜひ次は『In Flight』『Weekend in L.A.』へ。ここから始まる黄金期の入口として、本作はいつでもあなたを迎えてくれます。</p>
<h2><span id="toc14">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/george-benson/">ジョージ・ベンソンとは？（人物紹介記事）</a> … 経歴・音楽的特徴・名盤を紹介しています。</li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton-1978/">『夜の彷徨』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://jazzguitarroundmidnight.com/breezin-george-benson/feed/</wfw:commentRss>
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			</item>
		<item>
		<title>ジョージ・ベンソンとは？超絶技巧と歌声でジャズギターの歴史を塗り替えた男</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/george-benson/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/george-benson/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 02 Jul 2026 04:28:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ミュージシャン紹介]]></category>
		<category><![CDATA[Breezin]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[ジョージ・ベンソン]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://jazzguitarroundmidnight.com/george-benson/</guid>

					<description><![CDATA[自分のギターフレーズと同じメロディを声で同時に歌う「ギターとスキャットのユニゾン」。超絶技巧のジャズギタリストにしてソウルフルな歌声でポップの頂点にも立ったジョージ・ベンソンの魅力を紹介。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>自分のギターフレーズとまったく同じメロディを、声で同時に歌う――「ギターとスキャットのユニゾン」と呼ばれるこの離れ業を初めて聴いたとき、誰もが耳を疑います。ジョージ・ベンソンは、超高速のシングルノートを流麗に紡ぐ本格派ジャズギタリストでありながら、ソウルフルな歌声でポップチャートの頂点にも立った稀有な存在。<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a>で紹介したウェスに若き日に励まされたと伝えられ、その系譜を受け継ぎながら、ジャズとポップスを股にかけた成功を収めた男です。今回はそのジャズギターの魅力をたっぷり紹介します。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">基本プロフィール</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">経歴</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">ピッツバーグの神童、ソウルジャズで武者修行</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">CTI期──ジャズ界での評価を固める</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">『Breezin&#8217;』で歴史的ブレイク</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">ジャズ回帰、そして現在</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">音楽的特徴</a><ol><li><a href="#toc8" tabindex="0">ギターとスキャットのユニゾン</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">超絶技巧と歌の両立</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">ソウルジャズ仕込みのグルーヴと美音</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">おすすめアルバム</a><ol><li><a href="#toc12" tabindex="0">『Breezin&#8217;』（1976年）</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">使用機材</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">影響・評価</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">基本プロフィール</span></h2>
<table>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
<tr>
<td>本名</td>
<td>ジョージ・ワシントン・ベンソン（George Washington Benson）</td>
</tr>
<tr>
<td>生年</td>
<td>1943年3月22日（存命）</td>
</tr>
<tr>
<td>出身</td>
<td>アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグ</td>
</tr>
<tr>
<td>楽器</td>
<td>ギター、ボーカル</td>
</tr>
<tr>
<td>主な活動期</td>
<td>1964年頃〜現在</td>
</tr>
</table>
<h2><span id="toc2">経歴</span></h2>
<h3><span id="toc3">ピッツバーグの神童、ソウルジャズで武者修行</span></h3>
<p>ベンソンは幼い頃から「神童」として知られ、9歳頃にはレコード録音を経験したと伝えられています。1960年代前半にはオルガン奏者ジャック・マクダフのグループに参加。オルガンとギターがグルーヴを競い合うソウルジャズの現場で腕を磨き、注目を集めました。</p>
<p>1964年には初のリーダー作『The New Boss Guitar of George Benson』（Prestige）を発表。『It&#8217;s Uptown』（1966年発売）、『The George Benson Cookbook』（1967年発売）と快作を重ね、1968年発売のマイルス・デイヴィス『Miles in the Sky』収録「Paraphernalia」にギターで参加するなど、若手随一の実力派として頭角を現します。</p>
<h3><span id="toc4">CTI期──ジャズ界での評価を固める</span></h3>
<p>1968年頃からは名プロデューサー、クリード・テイラーのもとで録音を重ねます。A&#038;Mを経て、テイラー率いるCTIレコード（おおむね1971〜1976年）では、『White Rabbit』（1972年発売）や、ビルボードのジャズ・チャート1位に輝いた『Bad Benson』（1974年発売）など、大編成・オールスター編成の意欲作を連発しました。</p>
<h3><span id="toc5">『Breezin&#8217;』で歴史的ブレイク</span></h3>
<p>1976年、ワーナー・ブラザースへ移籍。その第1作『Breezin&#8217;』（1976年1月録音・同年発売）が空前の大ヒットとなります。ビルボードのポップ／R&#038;B／ジャズ全チャートで1位を獲得し、トリプル・プラチナに認定。史上最も売れたジャズ・アルバムの一つとなり、収録曲「This Masquerade」は翌1977年の第19回グラミーで最優秀レコード賞に輝きました。</p>
<p>以後、『In Flight』（1977年発売）、ライブ盤『Weekend in L.A.』（1978年発売）、クインシー・ジョーンズ制作の『Give Me the Night』（1980年発売）と商業的ピークを駆け抜け、ボーカル曲でR&#038;B／ポップの大ヒットを連発します。</p>
<h3><span id="toc6">ジャズ回帰、そして現在</span></h3>
<p>1990年代以降は『Tenderly』（1990年発売）や『Big Boss Band』（1991年発売）などジャズ回帰的な作品やスタンダード集も制作。2009年にはNEAジャズ・マスター（米国ジャズ界最高の栄誉の一つ）に認定されました。2024年に健康上の理由で国際ツアーを終えたものの、同年には長年温めてきた企画を完成させた『Dreams Do Come True: When George Benson Meets Robert Farnon』を発表。80代を迎えた今も現役のレジェンドです。</p>
<h2><span id="toc7">音楽的特徴</span></h2>
<h3><span id="toc8">ギターとスキャットのユニゾン</span></h3>
<p>最大のトレードマークは、ギターソロと同じフレーズを声で同時に歌うユニゾン・スキャット。指板の上を駆けるラインがそのまま歌になる瞬間は、テクニックと歌心が完全に一体化した、ベンソンならではの見せ場です。</p>
<h3><span id="toc9">超絶技巧と歌の両立</span></h3>
<p>高速で流麗なシングルノート・ライン（単音でメロディを紡ぐ奏法）を操る本格派でありながら、ソウルフルなリードボーカルもこなす二刀流。この両方を最高水準で成立させたギタリストは、ジャズ史でもほとんど例がありません。</p>
<h3><span id="toc10">ソウルジャズ仕込みのグルーヴと美音</span></h3>
<p>太く歌うようなトーン、切れ味鋭いリズム、そして滲み出るブルースフィーリング。オルガン・ジャズの現場で鍛えられたグルーヴ感が、すべての演奏の土台にあります。本格ジャズの出自を保ちつつR&#038;Bやポップでも大衆的成功を収めた「クロスオーバーの体現者」という在り方も、彼の音楽性そのものです。</p>
<h2><span id="toc11">おすすめアルバム</span></h2>
<p>※以下に楽天市場のアフィリエイトリンク（PR）を含みます。</p>
<h3><span id="toc12">『Breezin&#8217;』（1976年）</span></h3>
<p>まず聴くべき代表作。ワーナー移籍第1作にして、ポップ／R&#038;B／ジャズの全チャート1位を制した歴史的ヒット作です。インストのタイトル曲「Breezin&#8217;」の爽快なグルーヴ、そしてリオン・ラッセル作のボーカル曲「This Masquerade」で聴ける歌とギター、スキャットとのユニゾン――ベンソンの魅力がこの1枚に凝縮されています。ピアノにはホルヘ・ダルトが参加。1977年の第19回グラミーでは「This Masquerade」が最優秀レコード賞を受賞しました。</p>
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<p>コアなジャズギター・ファンには、CTI期の名盤『White Rabbit』（1972年発売）や『Bad Benson』（1974年発売）がおすすめ。ギタリストとしてのベンソンを存分に堪能できます。ライブの熱気なら「On Broadway」でグラミーに輝いた『Weekend in L.A.』（1978年発売）、ポップ側の頂点ならクインシー・ジョーンズ制作の『Give Me the Night』（1980年発売）。近年の『Guitar Man』（2011年発売）はギタリストの側面を前面に出したスタンダード集で、入門にも好適です。</p>
<h2><span id="toc13">使用機材</span></h2>
<p>ギターは日本のアイバニーズ（Ibanez）と30年以上にわたり協業しており、シグネチャーの「GBシリーズ」が有名です。代表機種は1977年に発表されたフルアコースティック・ギター「GB10」。日本メーカーが生んだ名機として、国内のファンにも馴染み深い1本です。ほかにGB200やGB15、金箔仕上げの30周年記念モデルGB30THなどがあります。</p>
<p>アンプはポリトーン（Polytone）のコンボを『Breezin&#8217;』期から愛用してきたと紹介され、近年のライブではポリトーンとフェンダーを組み合わせるセッティングとされます（型番や時期は資料により差があります）。弦は本人シグネチャーのトマスティック・インフェルト GB112（フラットワウンド）とされています。</p>
<h2><span id="toc14">影響・評価</span></h2>
<p>ベンソンが影響を受けた二大源流として挙げられるのが、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/charlie-christian/">チャーリー・クリスチャン</a>とウェス・モンゴメリー。加えてケニー・バレル、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/tal-farlow/">タル・ファーロウ</a>、グラント・グリーン、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/django-reinhardt/">ジャンゴ・ラインハルト</a>の名前も、本人や評者からたびたび言及されます。ウェスやバレル、グリーンが築いたオルガン・ジャズ〜ソウルジャズの系譜を愛するファンにとって、ベンソンはまさにその正統な後継者。若き日にウェス本人から評価され励まされたと伝えられ、この出会いがスターダムへの道を後押ししたとされています。本人も、クリスチャンやウェスら「余計なデバイスに頼らなかった」先人から受け継いだものを大切にしている、という趣旨の発言を残しています。</p>
<p>受賞歴も圧巻です。グラミー賞は10回受賞・25回ノミネートと紹介され（数え方には資料差があります）、2009年のNEAジャズ・マスター認定、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星、バークリー音楽大学からの名誉音楽博士号（1990年）など、ジャズ界内外での評価は揺るぎません。</p>
<h2><span id="toc15">まとめ</span></h2>
<p>本格ジャズの出自を守りながら、ポップの頂点まで駆け上がったジョージ・ベンソン。超絶技巧のギター、ソウルフルな歌、そして両者が溶け合うスキャットのユニゾン――どこから聴いても「ベンソンにしかできない音楽」がそこにあります。入門者はまず名盤『Breezin&#8217;』から、ジャズギター好きはCTI期の作品から。80代の今も現役を貫くレジェンドの音楽を、ぜひ体感してください。</p>
<h2><span id="toc16">関連記事</span></h2>
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<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/kenny-burrell/">ケニー・バレルとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/grant-green/">グラント・グリーンとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/breezin-george-benson/">『Breezin&#8217;』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
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