<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>ラリー・カールトン | Jazz Guitar &#039;Round Midnight</title>
	<atom:link href="https://jazzguitarroundmidnight.com/tag/%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://jazzguitarroundmidnight.com</link>
	<description>Jazz In Tokyo</description>
	<lastBuildDate>Fri, 31 Jul 2026 10:16:26 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.1</generator>
	<item>
		<title>ラリー・カールトン(Larry Carlton)『Larry Carlton（夜の彷徨）』徹底解説｜自宅スタジオ「Room 335」から生まれたフュージョン・ギターの金字塔</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton-1978/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton-1978/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jul 2026 09:32:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アルバム紹介]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[ラリー・カールトン]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
		<category><![CDATA[夜の彷徨]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton-1978/</guid>

					<description><![CDATA[ラリー・カールトンが自宅スタジオ「Room 335」で作り上げた1978年の名盤『Larry Carlton（夜の彷徨）』を徹底解説。代表曲「Room 335」の誕生秘話から全曲解説、参加メンバーまで魅力を紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>1978年発表の『Larry Carlton』、邦題『夜の彷徨（よるのさまよい）』は、LAスタジオ・シーンの頂点にいたギタリスト、ラリー・カールトンが自宅スタジオで作り上げた一枚です。冒頭を飾る「Room 335」は、いまやフュージョン・ギター（ジャズにロックやソウルの要素を融合したジャンル）のスタンダードとして世界中で弾き継がれる大名曲。ギブソンES-335の甘く歌うトーンと自宅録音ならではのリラックスした空気は、ジャズギター好きなら一度は通っておきたい「名作中の名作」です。</p>
<p>本作は、カールトンがザ・クルセイダーズを離れ、ソロ・アーティストとして本格的に歩み始めた出発点でもあります。セッション・ギタリスト（レコーディングに招かれて演奏する職業ミュージシャン）としての彼の歩みは<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton/">ラリー・カールトンとは？（人物紹介記事）</a>で詳しく紹介していますので、あわせてお読みください。この記事では、アルバム『夜の彷徨』そのものの魅力を、制作背景から全曲解説までじっくり掘り下げていきます。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">アルバム基本情報</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">どんなアルバム？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">参加メンバー</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">全曲解説</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">1. Room 335（作曲：ラリー・カールトン）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">2. Where Did You Come From（作曲：ウィリアム・“スミッティ”・スミス／エリック・マーキュリー）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">3. Nite Crawler（作曲：ラリー・カールトン）</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">4. Point It Up（作曲：ラリー・カールトン）</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">5. Rio Samba（作曲：ラリー・カールトン）</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">6. I Apologize（作曲：ウィリアム・“スミッティ”・スミス／エリック・マーキュリー）</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">7. Don&#8217;t Give It Up（作曲：ラリー・カールトン）</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">8. (It Was) Only Yesterday（作曲：ラリー・カールトン）</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">聴きどころ・なぜ名盤なのか</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">アルバム基本情報</span></h2>
<figure class="wp-block-table">
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>発売</td>
<td>1978年</td>
</tr>
<tr>
<td>レーベル</td>
<td>ワーナー・ブラザース（Warner Bros. Records／オリジナルUS盤LP: BSK 3221）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音日</td>
<td>1977〜78年とされる（正確な録音日は不詳）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音場所</td>
<td>Room 335（ハリウッドのカールトン自宅スタジオ）※ストリングスのみWestern Recordersで録音</td>
</tr>
<tr>
<td>プロデューサー</td>
<td>ラリー・カールトン（セルフプロデュース）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</figure>
<p>編成はギター、キーボード、ベース、ドラムス、パーカッションのクインテット（5人編成）を基本に、曲によってストリングスとコーラスが彩りを添えるスタイルです。</p>
<p style="font-size:0.85em;color:#888;">※以下に楽天市場のアフィリエイトリンク（PR）を含みます。</p>
<div class="album-affiliate" style="display:flex;align-items:center;gap:16px;margin:12px 0 24px;padding:12px;border:1px solid #e5e5e5;border-radius:8px;max-width:520px;">
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072n.fh7bf9c7.g00q072n.fh7bg706/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F12739926%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F16899216%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/8162/4943674178162.jpg?_ex=300x300" alt="ラリー・カールトン 夜の彷徨 ジャケット" width="140" height="140" loading="lazy" style="border-radius:4px;"></a><br />
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072n.fh7bf9c7.g00q072n.fh7bg706/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F12739926%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F16899216%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank" style="font-weight:bold;text-decoration:none;">&#x25b6; 楽天市場で『夜の彷徨』を探す</a>
</div>
<h2><span id="toc2">どんなアルバム？</span></h2>
<p>ラリー・カールトンは1971年から1976年までザ・クルセイダーズ（ジャズ・ファンクの人気グループ）のメンバーとして活動しながら、スティーリー・ダン「Kid Charlemagne」の名ソロに代表される売れっ子セッション・ギタリストとして、70年代には年間数百セッションをこなしたともいわれます。1976年にクルセイダーズを脱退した彼がワーナー・ブラザースと契約して発表したのが本作です。1968年と1973年の作品に次ぐ通算3枚目のソロ・アルバムにあたりますが、ワーナー移籍後第1作にして、彼の名を世界に知らしめた実質的なソロ・ブレイク作となりました。</p>
<p>本作を語るうえで欠かせないのが、録音場所である自宅スタジオ「Room 335」です。この名前は、カールトンが60年代末に手に入れて以来愛用するギブソンES-335（セミアコースティック・ギターの名器）に由来し、彼の愛称「Mr. 335」もここから定着しました。アルバムはこのRoom 335で、プロデュースからエンジニアリング、ミックスまでカールトン自身の手で仕上げられています。他人の音楽を支え続けたセッションマンが、自分の城で自分の音を作り上げた——その背景を知ると、本作ののびのびとした空気にも納得がいきます。</p>
<p>代表曲「Room 335」のコード進行について、カールトン本人は「自分が参加したスティーリー・ダンの『Peg』の冒頭4つのコードがもとになっている。ただしブリッジ（中間部）は『Peg』に似ないよう変えた」と語っています。また「Nite Crawler」はクルセイダーズの1977年作『Free As The Wind（旋風に舞う）』で発表した自作曲のセルフ・リメイクで、邦題『夜の彷徨』はこの曲のイメージに由来するともいわれています。セッションとバンドの現場で培ったすべてが、この一枚に流れ込んでいるのです。</p>
<p>特筆すべきは日本での人気です。本国アメリカではBillboard 200で最高174位（ジャズ・アルバム・チャートでは最高12位）でしたが、日本ではオリコンLPチャートで最高46位、トップ100内に16週ランクインと、本国以上の支持を集めました。70年代後半の日本のフュージョン・ブームを象徴する一枚であり、ワーナーミュージック・ジャパン公式も「日本に大ブームを巻き起こしたフュージョン・ギター名作中の名作」と紹介しています。</p>
<h2><span id="toc3">参加メンバー</span></h2>
<p>参加しているのは、いずれも当時のLAスタジオ・シーン最高峰のセッション・ミュージシャンばかりです。人数を絞ったぶんひとりひとりの音がよく見え、名手たちの会話のようなアンサンブルをじっくり味わえます。</p>
<ul>
<li><strong>ラリー・カールトン（ギター、リード・ボーカル）</strong> … 本作の主役。ギターだけでなく2曲でリード・ボーカルもとり、プロデュースとエンジニアリングまで手がけています</li>
<li><strong>グレッグ・マティソン（キーボード）</strong> … カールトンを支えるLAセッション界の実力派鍵盤奏者</li>
<li><strong>エイブラハム・ラボリエル（ベース）</strong> … この後LAセッション界のファースト・コール（指名第一候補）ベーシストへと駆け上がる名手</li>
<li><strong>ジェフ・ポーカロ（ドラムス）</strong> … TOTO結成（デビューは本作と同じ1978年）前後の時期にあたる、伝説的グルーヴ・マスター</li>
<li><strong>パウリーニョ・ダ・コスタ（パーカッション）</strong> … ブラジル出身の名パーカッショニスト。「Rio Samba」などで存在感を発揮します</li>
<li><strong>ウィリアム・“スミッティ”・スミス（バッキング・ボーカル、コーラス・アレンジ）</strong> … 本作のボーカル曲2曲の共作者でもある重要人物</li>
<li><strong>ジェラルド・ヴィンチ（コンサートマスター）</strong> … ストリングス・セクションを率いるリーダー役</li>
</ul>
<h2><span id="toc4">全曲解説</span></h2>
<p>オリジナルLP収録の全8曲を、曲順どおりに紹介します。</p>
<h3><span id="toc5">1. Room 335（作曲：ラリー・カールトン）</span></h3>
<p>カールトン最大の代表曲にして、本作の代名詞。メジャー7thコード（明るく浮遊感のある響き）を基調とした爽やかな進行の上を、ES-335のウォームなトーンが歌うように駆け抜けます。イントロからテーマ、ソロに至るまで「当時のギター小僧の多くがコピーした」と語り草になっており、現在ではフュージョン・ギターの必修レパートリー。次曲とのカップリングでシングル・カットもされました。</p>
<h3><span id="toc6">2. Where Did You Come From（作曲：ウィリアム・“スミッティ”・スミス／エリック・マーキュリー）</span></h3>
<p>邦題「彼女はミステリー」。カールトン自身がリード・ボーカルをとる、メロウなAOR（大人向けの洗練されたポップス）／ソウル調の歌ものです。ギタリストのアルバムとしては異色のボーカル曲ですが、当時のLAサウンドらしい洗練された仕上がりで、アルバムの流れに心地よい変化をつけています。</p>
<h3><span id="toc7">3. Nite Crawler（作曲：ラリー・カールトン）</span></h3>
<p>邦題「ナイト・クロウラー」。クルセイダーズの1977年のアルバム『Free As The Wind（邦題：旋風に舞う）』で発表された自作曲のセルフ・リメイクです。ミディアム・テンポの粘るファンク・グルーヴの上で、レイドバックした（力の抜けた、後ノリの）ギターがじっくりと歌う、夜の空気をまとった一曲です。</p>
<h3><span id="toc8">4. Point It Up（作曲：ラリー・カールトン）</span></h3>
<p>アップテンポでアグレッシブなファンク・フュージョン。バンドの一体感と、普段はメロウな印象の強いカールトンの攻めたソロが際立つ、A面の締めにふさわしい熱演です。</p>
<h3><span id="toc9">5. Rio Samba（作曲：ラリー・カールトン）</span></h3>
<p>邦題「リオのサンバ」。ラテン／サンバ・フレイバーの長尺曲で、AllMusicのレビュー（ジェイソン・イーライアス）では「アルバムのベスト・トラック」に挙げられています。ジェフ・ポーカロのドラミングとパウリーニョ・ダ・コスタのパーカッションの絡みは、リズム好きにはたまらない聴きどころです。</p>
<h3><span id="toc10">6. I Apologize（作曲：ウィリアム・“スミッティ”・スミス／エリック・マーキュリー）</span></h3>
<p>邦題「恋のあやまち」。カールトンが歌うもう1曲のボーカル・ナンバーで、こちらはソウルフルなバラード調です。歌声と、その合間を縫うギターのオブリガート（歌に寄り添う伴奏フレーズ）の両方を味わえます。</p>
<h3><span id="toc11">7. Don&#8217;t Give It Up（作曲：ラリー・カールトン）</span></h3>
<p>邦題「希望の光」。大きなスケールでじっくりと聴かせる曲です。ゴスペル／ソウル的な高揚感を持つとされ、タイトルどおり終盤に向けてアルバムの温度を静かに上げていきます。</p>
<h3><span id="toc12">8. (It Was) Only Yesterday（作曲：ラリー・カールトン）</span></h3>
<p>邦題「昨日の夢」。アルバムをしっとりと締めくくるメロウなクローザーです。夜更けの余韻のような穏やかなムードは、『夜の彷徨』というタイトルの結びにふさわしい一曲といえるでしょう。</p>
<h2><span id="toc13">聴きどころ・なぜ名盤なのか</span></h2>
<p>本作最大の魅力は、「歌うギター」というカールトンの美学が、自宅スタジオの親密な空気の中で結晶している点です。テクニックをひけらかすのではなく、一音一音のトーンとフレーズの歌い回しで聴かせる。この姿勢は「Room 335」のソロに凝縮されており、「ES-335＝メロウ・フュージョン」というイメージを決定づけた点で、ジャズギター史・機材史の両面から見ても重要な一枚です。</p>
<p>もうひとつの魅力は、スモール・コンボの生っぽいグルーヴです。ラボリエル、ポーカロ、ダ・コスタという鉄壁のリズム隊が生むしなやかなうねりと、自宅スタジオならではのリラックスした空気が同居した、今聴いても古さを感じさせない洗練されたサウンド。AllMusicも5点満点中4点と高く評価しました。</p>
<p>そして本作は、カールトンのソロ・キャリアの出発点でもあります。この成功を足がかりに彼はワーナーで『Strikes Twice』『Sleepwalk』『Friends』と快進撃を続け、1981年にマイク・ポストと録音した全米トップ10ヒット「ヒル・ストリート・ブルースのテーマ」では、翌1982年にグラミー賞（最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス）を受賞。2025年にはワーナー期を集成した3CDボックス『The Warner Brothers Anthology』が登場するなど、再評価はいまなお続いています。すべてはこの一枚から始まったのです。</p>
<h2><span id="toc14">こんな人におすすめ</span></h2>
<ul>
<li><strong>フュージョン・ギターの入門盤を探している人</strong> … 全8曲・約41分とコンパクトで、メロウからファンクまでバランスよく味わえる構成だからです</li>
<li><strong>ES-335やセミアコのトーンが好きなギタリスト</strong> … 「Mr. 335」の原点となった、セミアコの歌わせ方の教科書のような演奏が詰まっています</li>
<li><strong>スティーリー・ダンや70年代LAサウンドのファン</strong> … 「Peg」由来のコード進行を持つ「Room 335」をはじめ、あの時代のLAの空気をたっぷり楽しめます</li>
<li><strong>夜にゆったり聴ける大人のインスト作品を探している人</strong> … 邦題『夜の彷徨』のとおり、夜更けのリスニングにぴったりの温度感です</li>
</ul>
<h2><span id="toc15">まとめ</span></h2>
<p>『Larry Carlton（夜の彷徨）』は、ラリー・カールトンが自宅スタジオ「Room 335」で自らの音楽を存分に鳴らした、ソロ・キャリアの実質的な出発点です。愛器ES-335に由来するスタジオ名、スティーリー・ダン「Peg」から生まれた代表曲——エピソードのひとつひとつが、名脇役から「Mr. 335」へと羽ばたく瞬間を物語っています。</p>
<p>派手さではなく、トーンと歌心で勝負する。その美学は現在のジャズギターにも脈々と受け継がれています。まだ聴いたことのない方は、ぜひ夜の時間帯に「Room 335」から再生してみてください。本国以上に日本で愛されてきたこの名盤の魅力は、きっと一聴で伝わるはずです。</p>
<h2><span id="toc16">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton/">ラリー・カールトンとは？（人物紹介記事）</a> … 経歴・音楽的特徴・名盤を紹介しています。</li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/breezin-george-benson/">『Breezin&#8217;』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/captain-fingers-lee-ritenour/">『Captain Fingers』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton-1978/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ラリー・カールトンとは？「Room 335」で知られるフュージョンギターの巨匠</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 03 Jul 2026 10:16:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ミュージシャン紹介]]></category>
		<category><![CDATA[クルセイダーズ]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[フュージョン]]></category>
		<category><![CDATA[ラリー・カールトン]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton/</guid>

					<description><![CDATA[フュージョンの巨匠ラリー・カールトンの経歴・名盤・使用機材を解説。「Room 335」で知られるジャズギターの甘い音色の秘密、スティーリー・ダンでの名演からグラミー4回受賞まで、初心者にもわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ラリー・カールトン（Larry Carlton）は、アメリカ・ロサンゼルスのスタジオシーンで頭角を現し、フュージョン（ジャズとロックなどを融合したジャンル）を代表する存在となったギタリストです。愛器ギブソンES-335にちなんだ「Mr. 335」の愛称で親しまれ、代表曲「Room 335」は発表から半世紀近くたった今もギター愛好家に弾き継がれています。若き日には<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a>で紹介したウェス・モンゴメリーらから影響を受け、ジャズの語彙とブルースの表現力を融合した「歌うトーン」を確立しました。グラミー賞4回受賞、100枚を超えるゴールドディスクへの参加と、ソロとセッションの両面で成功を収めた稀有なギタリストです。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">基本プロフィール</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">経歴</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">ジャズとの出会い（1948年〜1960年代）</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">クルセイダーズ加入とセッションの黄金期（1970年代）</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">ソロデビューとグラミー受賞（1978年〜1987年）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">銃撃事件からの復帰と日本との縁（1988年〜現在）</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">音楽的特徴</a><ol><li><a href="#toc8" tabindex="0">「泣き」の甘いトーンと歌うフレージング</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">ボリュームペダル奏法</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">セッションで磨かれた伴奏力と構成力</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">おすすめアルバム</a><ol><li><a href="#toc12" tabindex="0">『Larry Carlton（邦題: 夜の彷徨）』（1978年）</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">使用機材</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">影響・評価</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">基本プロフィール</span></h2>
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>本名</td>
<td>ラリー・ユージン・カールトン（Larry Eugene Carlton）</td>
</tr>
<tr>
<td>生没年</td>
<td>1948年3月2日生まれ（存命）</td>
</tr>
<tr>
<td>出身</td>
<td>アメリカ・カリフォルニア州トーランス</td>
</tr>
<tr>
<td>楽器</td>
<td>ギター（ギブソンES-335ほか）</td>
</tr>
<tr>
<td>主な活動期</td>
<td>1960年代後半〜現在</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2><span id="toc2">経歴</span></h2>
<h3><span id="toc3">ジャズとの出会い（1948年〜1960年代）</span></h3>
<p>1948年、カリフォルニア州トーランスに生まれたカールトンは、6歳でギターのレッスンを始め、1962年、14歳のときに初めてプロとして演奏しています。高校時代はサーフロックバンドで活動していましたが、ラジオで聴いた<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/joe-pass/">ジョー・パス</a>をきっかけにジャズへ傾倒。<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/barney-kessel/">バーニー・ケッセル</a>、ウェス・モンゴメリー、B.B.キング、さらにジョン・コルトレーンの『Ballads』（1963年）から強い影響を受けました。1968年には初リーダー作『With a Little Help from My Friends』を録音しています。</p>
<h3><span id="toc4">クルセイダーズ加入とセッションの黄金期（1970年代）</span></h3>
<p>1971年、ジャズファンクの人気グループ、ザ・クルセイダーズに加入。1976年までの在籍中に13枚のアルバムに参加し、トレードマークとなるボリュームペダル奏法を確立しました。並行してロサンゼルスで最も多忙なセッションギタリストの一人となり、スティーリー・ダン『The Royal Scam』（1976年）や『Aja』（1977年）、ジョニ・ミッチェル『Court and Spark』（1974年）など数多くの名盤に参加。『The Royal Scam』収録の「Kid Charlemagne」でのソロは、ローリング・ストーン誌の「100 Greatest Guitar Songs」で80位に選ばれています。</p>
<h3><span id="toc5">ソロデビューとグラミー受賞（1978年〜1987年）</span></h3>
<p>クルセイダーズを離れたカールトンは、ワーナー・ブラザースとソロ契約を結び、1978年に代表作『Larry Carlton（邦題: 夜の彷徨）』を発表しました。愛器にちなんで名付けた自宅スタジオ「Room 335」で録音され、同名の冒頭曲はフュージョンギターの代名詞的な曲になります。マイク・ポストと共演した「Theme from Hill Street Blues」で1981年度のグラミー賞を初受賞。1986年にMCAへ移籍し、『Alone / But Never Alone』（1986年）などを発表したのち、「Minute by Minute」で2度目のグラミー賞（1987年度）を獲得しました。</p>
<h3><span id="toc6">銃撃事件からの復帰と日本との縁（1988年〜現在）</span></h3>
<p>1988年4月、自宅スタジオ前で何者かに首を撃たれ、左腕が一時麻痺する重傷を負いました。約7〜8か月でギターを再び弾けるまでに回復し、翌1989年にはグラミーノミネート作『On Solid Ground』を発表（本格的なステージ復帰には約2年を要しています）。この事件を機に、銃犯罪の被害者を支援する非営利団体「Helping Innocent People（HIP）」も設立しました。1990年代後半には<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/lee-ritenour/">リー・リトナー</a>の後任として人気ユニット、フォープレイに加入。2001年発表のスティーヴ・ルカサーとの『No Substitutions: Live in Osaka』で2002年に、B&#8217;zの松本孝弘との共作『Take Your Pick』（2010年）で2011年に、それぞれグラミー賞を受賞するなど、日本との縁の深さでも知られています。</p>
<h2><span id="toc7">音楽的特徴</span></h2>
<h3><span id="toc8">「泣き」の甘いトーンと歌うフレージング</span></h3>
<p>カールトンのサウンドの核は、セミアコースティックギター（中空構造を持つエレキギター）のES-335から生まれる甘くウォームなトーンです。ブルース由来のベンド（弦を押し上げて音程を変える奏法）の表現力と、コードトーンを的確に捉えるジャズの語彙を融合したスタイルは「ジャズとロック/ブルースの中間」と評され、後のフュージョンギターの雛形となりました。</p>
<h3><span id="toc9">ボリュームペダル奏法</span></h3>
<p>クルセイダーズ在籍期に確立したのが、ボリュームペダルで音量の立ち上がりを操る奏法です。ピッキングのアタック（弾き始めの音）を消すことで、バイオリンやペダルスチールのように滑らかに音が立ち上がります。ジョニ・ミッチェルはカールトンのプレイを「フライフィッシング（毛針釣り）のよう」と評しました。</p>
<h3><span id="toc10">セッションで磨かれた伴奏力と構成力</span></h3>
<p>多忙なスタジオワークで培われた、曲を壊さずに一発で決める即興アレンジ力も大きな特徴です。コードワークやオブリガート（歌の合間を埋める短いフレーズ）の引き出しが豊富で、「Kid Charlemagne」のソロに代表される、起承転結の明確なソロ作りにも定評があります。</p>
<h2><span id="toc11">おすすめアルバム</span></h2>
<p>※以下に楽天市場のアフィリエイトリンク（PR）を含みます。</p>
<h3><span id="toc12">『Larry Carlton（邦題: 夜の彷徨）』（1978年）</span></h3>
<p>1978年発表のソロ名義の代表作で、レーベルはWarner Bros.です。自宅スタジオ「Room 335」とハリウッドのWestern Recordersで録音され、プロデュースはカールトン本人。エイブラハム・ラボリエル（ベース）、ジェフ・ポーカロ（ドラム）、グレッグ・マティソン（キーボード）、ポーリニョ・ダ・コスタ（パーカッション）らが参加しています。冒頭の「Room 335」はフュージョンギター史に残る名曲で、明るいコード進行の上を歌い切るソロは教則の定番。レイドバックした「Nite Crawler」のグルーヴや、TOTOのドラマーとしても知られるポーカロと名手ラボリエルによる鉄壁のリズム隊も聴きどころで、70年代後半の日本のフュージョンブームを象徴する一枚です。</p>
<div class="album-affiliate" style="display:flex;align-items:center;gap:16px;margin:12px 0 24px;padding:12px;border:1px solid #e5e5e5;border-radius:8px;max-width:520px;">
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072n.fh7bf9c7.g00q072n.fh7bg706/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F12739926%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F16899216%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/8162/4943674178162.jpg?_ex=300x300" alt="ラリー・カールトン 夜の彷徨 ジャケット" width="140" height="140" loading="lazy" style="border-radius:4px;"></a><br />
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072n.fh7bf9c7.g00q072n.fh7bg706/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F12739926%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F16899216%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank" style="font-weight:bold;text-decoration:none;">&#x25b6; 楽天市場で『夜の彷徨』を探す</a>
</div>
<p>このほかでは、アコースティックギター中心の異色作『Alone / But Never Alone』（1986年）が、メロディメーカーとしての実力を伝える一枚としておすすめです。同年のライブ盤『Last Nite』（1986年）はエレクトリックの「泣き」を全開で堪能できるグラミーノミネート作。スティーヴ・ルカサーと共演した『No Substitutions: Live in Osaka』（2001年）は大阪でのライブを収めたグラミー受賞作で、ロック寄りの熱いカールトンが聴けます。</p>
<h2><span id="toc13">使用機材</span></h2>
<p>メインギターは、長年愛用するギブソンES-335です。1969年製とされますが、資料によっては1968年製との記述もあります。この愛器から「Mr. 335」の愛称が生まれ、ギブソンからはシグネチャーモデルも発売されました。2020年からはSire Guitarsの「Larry Carlton」シグネチャーラインを監修・使用していることでも知られ、ほかに1951年製テレキャスターや1964年製ストラトキャスターなども所有しています。</p>
<p>アンプは、スティーリー・ダンをはじめとするスタジオワーク期には1950年代のツイード期フェンダー・デラックス（1958年製とされます）を愛用し、「Kid Charlemagne」のソロもES-335とこの小型アンプの組み合わせで録音したと本人が語っています。その後は手工アンプの名機ダンブル（Dumble Overdrive Special）を長年メインに使用し、後年はBludotoneを使用。いずれも甘く伸びやかなトーンを支える機材です。</p>
<h2><span id="toc14">影響・評価</span></h2>
<p>カールトンは、ウェス・モンゴメリー以降のジャズギターをロックやブルース、R&#038;Bと接続した「フュージョンギターの完成者の一人」と位置づけられています。同時代のリー・リトナーと並び、1970年代のLAスタジオシーンの頂点とされる存在です。ES-335とチューブアンプによる甘く歌うトーンは後続のジャズ/ブルース系ギタリストの一つの理想形となり、松原正樹・今剛といった日本のフュージョン勢から、共演をグラミー受賞に結実させた松本孝弘まで、その影響は広範囲に及びます。「Room 335」がギター教育の定番曲として今も弾き継がれている点も、その評価を裏付けています。</p>
<h2><span id="toc15">まとめ</span></h2>
<p>ラリー・カールトンは、甘く歌うトーンと確かなジャズの語彙で、フュージョンギターの型を作ったギタリストです。セッションマンとしても「Kid Charlemagne」をはじめ数々の名演を残し、グラミー賞4回受賞・19ノミネートという実績がその実力を物語ります。松本孝弘との共演グラミー受賞など、日本のギターファンにとって身近な存在でもあります。まずは代表作『Larry Carlton（邦題: 夜の彷徨）』（1978年）を手に取り、「Room 335」の歌うようなソロから体験してみてください。</p>
<h2><span id="toc16">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/george-benson/">ジョージ・ベンソンとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/mike-stern/">マイク・スターンとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/lee-ritenour/">リー・リトナーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton-1978/">『夜の彷徨』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://jazzguitarroundmidnight.com/larry-carlton/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
