<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>ジョニー・スミス | Jazz Guitar &#039;Round Midnight</title>
	<atom:link href="https://jazzguitarroundmidnight.com/tag/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://jazzguitarroundmidnight.com</link>
	<description>Jazz In Tokyo</description>
	<lastBuildDate>Fri, 31 Jul 2026 10:16:29 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.1</generator>
	<item>
		<title>ジョニー・スミス(Johnny Smith)『Moonlight in Vermont』徹底解説｜静けさで聴かせるクール・ジャズ・ギターの金字塔</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/moonlight-in-vermont-johnny-smith/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/moonlight-in-vermont-johnny-smith/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jul 2026 09:31:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アルバム紹介]]></category>
		<category><![CDATA[Moonlight in Vermont]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[ジョニー・スミス]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://jazzguitarroundmidnight.com/moonlight-in-vermont-johnny-smith/</guid>

					<description><![CDATA[ジョニー・スミスの名盤『Moonlight in Vermont』を徹底解説。スタン・ゲッツ参加の表題曲から1956年オリジナル盤全12曲の曲順・参加メンバー・聴きどころまで、コード・メロディの金字塔の魅力を紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>派手なアドリブ合戦も、豪快なスウィングもありません。このアルバムの主役は、ギター1本が紡ぎ出す和音の静けさです。ジョニー・スミスが密集和音で歌わせるメロディに、若き日のスタン・ゲッツの柔らかなテナー・サックスがそっと寄り添う表題曲「Moonlight in Vermont」は、1952年にジャズとしては異例のヒットを記録し、スミスは「クール・ジャズ・ギターの王」と呼ばれるようになりました。70年以上を経た今も、コード・メロディ（メロディを和音で弾く奏法）の金字塔として聴き継がれる1枚です。</p>
<p>本記事では、この『Moonlight in Vermont』の成り立ちから参加メンバー、オリジナル盤全12曲までをじっくり解説します。スミスの経歴や奏法の全体像を先に知りたい方は、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/johnny-smith/">ジョニー・スミスとは？（人物紹介記事）</a>もあわせてお読みください。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">アルバム基本情報</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">どんなアルバム？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">参加メンバー</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">全曲解説</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">1. Moonlight in Vermont（作曲：Karl Suessdorf）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">2. Tabu（作曲：Margarita Lecuona）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">3. Tenderly（作曲：Walter Gross）</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">4. Cavu（作曲：Johnny Smith）</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">5. A Ghost of a Chance（作曲：Victor Young）</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">6. Jaguar（作曲：Johnny Smith）</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">7. Stars Fell on Alabama（作曲：Frank Perkins）</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">8. Where or When（作曲：Richard Rodgers）</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">9. I&#8217;ll Be Around（作曲：Alec Wilder）</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">10. Cherokee（作曲：Ray Noble）</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">11. Yesterdays（作曲：Jerome Kern）</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">12. Vilia（作曲：Franz Lehár）</a></li></ol></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">聴きどころ・なぜ名盤なのか</a></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">アルバム基本情報</span></h2>
<figure class="wp-block-table">
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>発売</td>
<td>1956年9月</td>
</tr>
<tr>
<td>レーベル</td>
<td>Roost（ルースト）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音日</td>
<td>1952年3月〜1953年8月（4回のセッション）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音場所</td>
<td>ニューヨーク</td>
</tr>
<tr>
<td>プロデューサー</td>
<td>テディ・レイグ（Teddy Reig）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</figure>
<p>編成はギター＋テナー・サックス＋ピアノ＋ベース＋ドラムのクインテット（5人組）で、名義は「ジョニー・スミス・クインテット・フィーチャリング・スタン・ゲッツ」です。</p>
<p style="font-size:0.85em;color:#888;">※以下に楽天市場のアフィリエイトリンク（PR）を含みます。</p>
<div class="album-affiliate" style="display:flex;align-items:center;gap:16px;margin:12px 0 24px;padding:12px;border:1px solid #e5e5e5;border-radius:8px;max-width:520px;">
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00qpdun.fh7bf8a0.g00qpdun.fh7bga12/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Ffelista%2Faznwpcr-29024%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Ffelista%2Fi%2F21728681%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/felista/cabinet/imgr0073/wpcr-29024.jpg?_ex=300x300" alt="ジョニー・スミス Moonlight in Vermont（ヴァーモントの月） ジャケット" width="140" height="140" loading="lazy" style="border-radius:4px;"></a><br />
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00qpdun.fh7bf8a0.g00qpdun.fh7bga12/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Ffelista%2Faznwpcr-29024%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Ffelista%2Fi%2F21728681%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank" style="font-weight:bold;text-decoration:none;">&#x25b6; 楽天市場で『Moonlight in Vermont（ヴァーモントの月）』を探す</a>
</div>
<h2><span id="toc2">どんなアルバム？</span></h2>
<p>ジョニー・スミスは1922年、アラバマ州バーミングハム生まれ。独学でギターを身につけ、1946年から51年までNBCの専属スタジオ・ギタリスト兼アレンジャーを務めた人物です。放送の現場で鍛えられた超一流の読譜力と正確無比なテクニックは、当時のニューヨークでも際立った存在でした。</p>
<p>1952年3月11日、スミスは自身のグループに、当時25歳のスタン・ゲッツを迎えてレコーディングを行います。ここで生まれたのが「Moonlight in Vermont」でした。音源はまずシングルと10インチLP『Jazz at NBC』（Royal Roost RLP-410）として世に出ます。なおこのタイトルはスミスがNBC専属だったことにちなむもので、NBCのスタジオで録音されたという意味ではない、とされています。</p>
<p>「Moonlight in Vermont」はジャズとしては異例のヒットとなり、ジャズ・ファンの枠を超えるベストセラーになったと伝えられます。DownBeat誌の1952年読者投票では年間ジャズ・レコード第2位に選出され、スミスは「King of the Cool Jazz Guitar（クール・ジャズ・ギターの王）」と称されるようになりました。さらにこの成功はゲッツの知名度も押し上げ、名プロデューサー、ノーマン・グランツとの契約につながったとされています。</p>
<p>本作『Moonlight in Vermont』はこのヒットを受けて、1952〜53年に録音された10インチLP『Jazz at NBC』2枚の音源を再編集し、1956年9月に12インチLPとして発売された編集盤です。同年の年間No.1ジャズ・アルバムになったとも伝えられます。</p>
<h2><span id="toc3">参加メンバー</span></h2>
<p>名義は「featuring Stan Getz」ですが、実際にゲッツが吹いているのは12曲中6曲。残りはズート・シムズが2曲、ポール・クイニシェットが4曲を担当しており、3人のテナー奏者の聴き比べも本作の楽しみのひとつです。録音時期によりリズム・セクションも入れ替わっています。</p>
<ul>
<li><strong>ジョニー・スミス（ギター）</strong> … リーダー。元NBC専属ギタリストで、精密なコード・ワークと歌うようなシングル・ラインを兼ね備えた名手。全曲に参加。</li>
<li><strong>スタン・ゲッツ（テナー・サックス）</strong> … 録音当時25歳。柔らかなサブトーン（息を多く混ぜた音色）が持ち味。6曲に参加。</li>
<li><strong>ズート・シムズ（テナー・サックス）</strong> … 歌心あふれるプレイで知られる名テナー。2曲に参加。</li>
<li><strong>ポール・クイニシェット（テナー・サックス）</strong> … レスター・ヤング直系の音色から「ヴァイス・プレス」と呼ばれた奏者。4曲に参加。</li>
<li><strong>サンフォード・ゴールド（ピアノ）</strong> … 全セッションに参加し、静かな彩りを添えるピアニスト。</li>
<li><strong>エディ・サフランスキー（ベース）</strong> … 1952年3月・4月のセッションに参加。</li>
<li><strong>ボブ・カーター（ベース）</strong> … 1952年11月のセッションに参加。</li>
<li><strong>アーノルド・フィッシュキンド（ベース）</strong> … 1953年8月のセッションに参加。</li>
<li><strong>ドン・ラモンド（ドラム）</strong> … 4回中3回のセッションを支えた実質的なレギュラー・ドラマー。</li>
<li><strong>モーリー・フェルド（ドラム）</strong> … 1952年11月のセッションに参加。</li>
</ul>
<h2><span id="toc4">全曲解説</span></h2>
<p>現行のCD・配信は19曲入りで曲順も異なるため、ここでは1956年オリジナルLP基準の全12曲を、当時の曲順どおりに紹介します。</p>
<h3><span id="toc5">1. Moonlight in Vermont（作曲：Karl Suessdorf）</span></h3>
<p>本作の代名詞にして、ジャズギター史に残る名演です。スミスはピアニスティックな幅広のグリップから生まれる独特のクローズド・ヴォイシング（密集和音）でテーマを和音化し、低音域から最高音域までを一続きに駆け上がるようなアルペジオを聴かせます。ゲッツのサブトーンとの溶け合いは何度聴いてもため息もの。後のギタリストたちの手本になったと評される1曲です。</p>
<h3><span id="toc6">2. Tabu（作曲：Margarita Lecuona）</span></h3>
<p>ラテン由来のナンバーで、静かな編成のなかに異国的な色彩感がにじむ1曲。Guitar Player誌のレビューでは、カントリー系の超絶技巧派ジミー・ブライアントでも手を焼きそうなフレーズを余裕たっぷりに弾きこなす、スミスの技巧の見せ場として取り上げられました。ゲッツのテナーとスミスのギターが陰影豊かな世界を描きます。</p>
<h3><span id="toc7">3. Tenderly（作曲：Walter Gross）</span></h3>
<p>有名スタンダードを、スミスならではの緻密なコード・ワークでじっくりと。Guitar Player誌が表題曲と双子のようだと評した演奏で、和音の積み方ひとつでバラードがどこまで豊かになるかを教えてくれます。</p>
<h3><span id="toc8">4. Cavu（作曲：Johnny Smith）</span></h3>
<p>スミスのオリジナル曲。この曲ではテナーがポール・クイニシェットに交代します。1953年8月のセッションからの1曲で、レスター・ヤング直系の軽やかなテナーとスミスの精密なギターの組み合わせが楽しめます。</p>
<h3><span id="toc9">5. A Ghost of a Chance（作曲：Victor Young）</span></h3>
<p>ズート・シムズが参加する、1952年4月録音のバラード。歌心で知られるシムズのテナーが、スミスの繊細な伴奏の上でメロディをじっくり歌い上げます。</p>
<h3><span id="toc10">6. Jaguar（作曲：Johnny Smith）</span></h3>
<p>スミス自作の高速ナンバーで、彼の代表的オリジナルとして知られる1曲。正確無比な高速シングルノートの見せ場で、静のイメージが強い本作における「動」の顔です。テナーはゲッツが担当します。</p>
<h3><span id="toc11">7. Stars Fell on Alabama（作曲：Frank Perkins）</span></h3>
<p>B面はゲッツ参加のスタンダードから。アラバマ出身のスミスが、故郷の名を冠した曲を取り上げているのが味わい深い1曲です。</p>
<h3><span id="toc12">8. Where or When（作曲：Richard Rodgers）</span></h3>
<p>ロジャース＆ハートの名曲によるバラード。遅いテンポでこそ真価を発揮する、スミスの繊細なタッチと正確さが堪能できます。ちなみに現行CD・配信ではこの曲がアルバムの幕開けに置かれています。</p>
<h3><span id="toc13">9. I&#8217;ll Be Around（作曲：Alec Wilder）</span></h3>
<p>アレック・ワイルダー作の隠れた名バラードを、クイニシェットのテナーとともに。静けさのなかで一音一音を置いていくような演奏は、深夜のリスニングにぴったりです。</p>
<h3><span id="toc14">10. Cherokee（作曲：Ray Noble）</span></h3>
<p>ビバップの試金石としても知られるアップテンポの技巧派ナンバー。クイニシェットとの快演で、スミスの運指の正確さとスピードを改めて見せつけます。</p>
<h3><span id="toc15">11. Yesterdays（作曲：Jerome Kern）</span></h3>
<p>ジェローム・カーンのスタンダード。ここでもスミスのタッチの美しさが際立ち、遅いテンポの曲で光る丁寧な音づくりを味わえます。</p>
<h3><span id="toc16">12. Vilia（作曲：Franz Lehár）</span></h3>
<p>アルバムの締めくくりは、レハールのオペレッタ《メリー・ウィドウ》からという異色の選曲。シムズ参加のナンバーで、スタジオの現場で膨大なレパートリーをこなしてきたスミスの懐の深さを物語ります。</p>
<h2><span id="toc17">聴きどころ・なぜ名盤なのか</span></h2>
<p>本作の核心は、スミスのクローズド・ヴォイシングによるコード・メロディと、ホーンのように歌うシングル・ラインにあります。室内楽のような静けさをまとったサウンドは、当時発展しつつあったクール・ジャズを代表する録音のひとつと位置づけられ、Guitar Player誌は「全曲が素晴らしく、捨て曲は一切ない」と絶賛しています。曲によってギターがピアノのようにも、ホーンのようにも響くのも本作の面白さです。</p>
<p>影響の広がりも特筆ものです。ハービー・ハンコックがジャズにのめり込むきっかけになった録音とされ、ロカビリーのエディ・コクランにも影響を与え、チェット・アトキンスは最も好きなジャズ・ギタリストにスミスを挙げました。エレキギターの歴史書『A Concise History of the Electric Guitar』でも、エレキギター史の重要録音のひとつとして取り上げられています。ジャンルの垣根を越えて「ギターの可能性」を示した1枚と言えるでしょう。</p>
<h2><span id="toc18">こんな人におすすめ</span></h2>
<ul>
<li><strong>コード・メロディを学びたいギタリスト</strong> … クローズド・ヴォイシングによるテーマ演奏の最高峰。教材として繰り返し聴く価値があります。</li>
<li><strong>静かに聴けるジャズを探している人</strong> … 室内楽的な落ち着いたサウンドで、夜のリスニングや作業のお供に最適です。</li>
<li><strong>スタン・ゲッツのファン</strong> … ブレイク前夜、25歳のゲッツの柔らかなテナーが聴けるうえ、シムズ、クイニシェットとの聴き比べも楽しめます。</li>
<li><strong>ジャズギターの歴史をたどりたい人</strong> … 後世のギタリストに大きな影響を与えた、ジャンル史の分岐点となる録音です。</li>
</ul>
<h2><span id="toc19">まとめ</span></h2>
<p>『Moonlight in Vermont』は、1952〜53年の録音を1956年にまとめた編集盤でありながら、全体をひとつの静かな世界観が貫く不思議なアルバムです。テナーが3人入れ替わってもぶれないのは、中心にジョニー・スミスのギターという確固たる軸があるから。コード・メロディの美しさ、高速パッセージの正確さ、バラードでのタッチの繊細さと、ギターの魅力が全方位で詰まっています。</p>
<p>まずはオリジナル盤の曲順で、表題曲から「Vilia」までを通して聴いてみてください。さらに深く知りたくなったら、2002年にMosaicから発売された8枚組ボックス『The Complete Roost Johnny Smith Small Group Sessions』という沼も待っています。静けさの奥にある豊かさを、ぜひ体感してほしい1枚です。</p>
<h2><span id="toc20">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/johnny-smith/">ジョニー・スミスとは？（人物紹介記事）</a> … 経歴・音楽的特徴・名盤を紹介しています。</li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/the-swinging-guitar-of-tal-farlow/">『The Swinging Guitar of Tal Farlow』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://jazzguitarroundmidnight.com/moonlight-in-vermont-johnny-smith/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ジョニー・スミスとは？ベンチャーズ「急がば回れ」の作者にしてコードメロディの名手</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/johnny-smith/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/johnny-smith/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 03 Jul 2026 11:54:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ミュージシャン紹介]]></category>
		<category><![CDATA[クールジャズ]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[ジョニー・スミス]]></category>
		<category><![CDATA[スタン・ゲッツ]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://jazzguitarroundmidnight.com/johnny-smith/</guid>

					<description><![CDATA[ベンチャーズ「急がば回れ」の原作者にしてコードメロディの名手、ジョニー・スミスを徹底解説。生涯や名盤『Moonlight in Vermont』、使用機材まで、ジャズギター初心者にもわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ジョニー・スミス（Johnny Smith、1922〜2013）は、1950年代のニューヨークで活躍したアメリカのジャズギタリストです。ベンチャーズ版で日本でもおなじみの「Walk, Don&#8217;t Run（急がば回れ）」の作曲者であり、澄んだクリーントーンと緻密なコードワークで「クールジャズ」期を代表した名手でもあります。<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a>で紹介したウェスが「熱」なら、スミスは「静」を極めたタイプです。1958年に第一線を退いたため一般的な知名度は高くありませんが、その演奏は今も世界中で研究され続けています。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">基本プロフィール</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">経歴</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">独学でギターを覚えた少年時代（1922年〜1945年）</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">NBC時代と「Moonlight in Vermont」のヒット（1946年〜1953年）</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">「Walk, Don&#8217;t Run」の作曲（1954年）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">コロラド移住とその後（1957年〜2013年）</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">音楽的特徴</a><ol><li><a href="#toc8" tabindex="0">ワイドストレッチによるクローズドヴォイシング</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">超高速かつ正確なシングルライン</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">「音の純度」を追求したクリーントーン</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">おすすめアルバム</a><ol><li><a href="#toc12" tabindex="0">『Moonlight in Vermont』（1956年発売／録音1952年3月〜1953年8月、Roost）</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">使用機材</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">影響・評価</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">基本プロフィール</span></h2>
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>本名</td>
<td>John Henry Smith Jr.（「2世（II）」と表記する資料もあります）</td>
</tr>
<tr>
<td>生没年</td>
<td>1922年6月25日〜2013年6月11日（90歳没）</td>
</tr>
<tr>
<td>出身</td>
<td>アメリカ・アラバマ州バーミングハム（育ちはメイン州ポートランド）</td>
</tr>
<tr>
<td>楽器</td>
<td>フルアコースティック（アーチトップ）のエレクトリックギター</td>
</tr>
<tr>
<td>主な活動期</td>
<td>1930年代半ば〜1990年代</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2><span id="toc2">経歴</span></h2>
<h3><span id="toc3">独学でギターを覚えた少年時代（1922年〜1945年）</span></h3>
<p>1922年、アラバマ州バーミングハムに生まれ、大恐慌期の移住を経てメイン州ポートランドで育ちました。1930年代前半、質屋で楽器の手入れを手伝う代わりにギターを弾かせてもらう形で独学し、13歳の頃には人に教えるほどの腕前になっていたといいます。カントリーバンドを経て1940年頃（18歳）にジャズへ転向。第二次大戦中は陸軍航空軍の軍楽隊でコルネットを習得し、ここで得た読譜力と編曲能力が後のスタジオワークの土台になりました。</p>
<h3><span id="toc4">NBC時代と「Moonlight in Vermont」のヒット（1946年〜1953年）</span></h3>
<p>1946年からNBCの専属スタジオギタリスト兼アレンジャーとなり（専属としては1951年まで。その後も1958年頃までフリーで放送・スタジオの仕事を続けました）、あらゆるジャンルの現場をこなします。1952年3月、スタン・ゲッツ（テナーサックス）らと初のリーダー録音「Moonlight in Vermont」をRoostに吹き込むと、シングルは大ヒットし、DownBeat誌の読者投票で1952年の年間ジャズレコード第2位に。バードランドなど一流クラブにも出演するようになります。</p>
<h3><span id="toc5">「Walk, Don&#8217;t Run」の作曲（1954年）</span></h3>
<p>1954年、「Walk, Don&#8217;t Run」を作曲します。「Softly, as in a Morning Sunrise」のコード進行に新しいメロディを乗せたコントラファクト（既存曲の進行を借りた新曲）です。後にチェット・アトキンスがカバーし、それを聴いたザ・ベンチャーズの1960年版がBillboard Hot 100で全米2位（1位はエルヴィス・プレスリー「It&#8217;s Now or Never」）を記録。日本のエレキブームでも定番となった「急がば回れ」の原曲で、この印税は生涯の経済的な支えになったといわれます。</p>
<h3><span id="toc6">コロラド移住とその後（1957年〜2013年）</span></h3>
<p>1957年、妻が第2子の出産時に子どもとともに亡くなります。1958年、残された娘を育てるためコロラドスプリングスへ移住し、第一線から退いて楽器店の経営と後進の指導が中心の生活に入りました。1970年代の弟子の一人が若き日の<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/bill-frisell/">ビル・フリゼール</a>です。1984年にアラバマ・ジャズの殿堂入り、1998年にはスミソニアン協会からジェームズ・スミッソン記念メダルを授与され、2013年6月11日に90歳で亡くなりました。</p>
<h2><span id="toc7">音楽的特徴</span></h2>
<h3><span id="toc8">ワイドストレッチによるクローズドヴォイシング</span></h3>
<p>代名詞は、クローズドヴォイシング（和音の構成音を狭い音域に詰めた密集配置）を、指を大きく開くワイドストレッチで押さえる「ピアニスティック」なコードワークです。「Moonlight in Vermont」冒頭、わずか数個の和音でメロディと伴奏を同時に描き出すイントロは特に有名で、Guitar Player誌は「軽々と聞こえるが、実際はアスレチックな“指のクランチャー（握りつぶし）”だ」と評しました。メロディと和音を同時に弾くコードメロディ奏法の到達点の一つです。</p>
<h3><span id="toc9">超高速かつ正確なシングルライン</span></h3>
<p>単音弾きでは、上昇フレーズの速さと粒立ちの良さから<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/django-reinhardt/">ジャンゴ・ラインハルト</a>を想起させると評されましたが、アプローチはよりダイアトニック（調の音階に沿った音使い）です。スタン・ゲッツと目にも留まらぬ速さでユニゾンする自作曲「Jaguar」は、当時のジャズギターの技術水準を塗り替えた演奏といわれます。</p>
<h3><span id="toc10">「音の純度」を追求したクリーントーン</span></h3>
<p>元NBCスタジオマンらしく、タッチ・音程・音色の美しさを徹底して追求し、アンプにもフラットな周波数特性を求めました。甘く澄んだクリーントーンは、クールジャズ期のギターサウンドを象徴する音色です。</p>
<h2><span id="toc11">おすすめアルバム</span></h2>
<p>※以下に楽天市場のアフィリエイトリンク（PR）を含みます。</p>
<h3><span id="toc12">『Moonlight in Vermont』（1956年発売／録音1952年3月〜1953年8月、Roost）</span></h3>
<p>まず聴くべき代表作です。10インチLP2枚『Jazz at NBC』を12インチLPにまとめたもので、録音は1952年3月〜1953年8月、発売は1956年9月。表題曲のシングルは1952年に大ヒットしています。セッションごとにテナーサックスが交代し、スタン・ゲッツ、ズート・シムズ、ポール・クイニシェットが参加。サンフォード・ゴールド（ピアノ）らが脇を固めます。聴きどころは、ワイドストレッチの和音が霧のように連なる表題曲冒頭のコードメロディと、ゲッツとの超高速ユニゾンが痛快な「Jaguar」。静謐で室内楽的なサウンドは、クールジャズ期のギター録音の金字塔と評価されています。</p>
<div class="album-affiliate" style="display:flex;align-items:center;gap:16px;margin:12px 0 24px;padding:12px;border:1px solid #e5e5e5;border-radius:8px;max-width:520px;">
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00qpdun.fh7bf8a0.g00qpdun.fh7bga12/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Ffelista%2Faznwpcr-29024%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Ffelista%2Fi%2F21728681%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/felista/cabinet/imgr0073/wpcr-29024.jpg?_ex=300x300" alt="ジョニー・スミス Moonlight in Vermont（ヴァーモントの月） ジャケット" width="140" height="140" loading="lazy" style="border-radius:4px;"></a><br />
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00qpdun.fh7bf8a0.g00qpdun.fh7bga12/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Ffelista%2Faznwpcr-29024%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Ffelista%2Fi%2F21728681%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank" style="font-weight:bold;text-decoration:none;">&#x25b6; 楽天市場で『Moonlight in Vermont（ヴァーモントの月）』を探す</a>
</div>
<p>このほかでは、円熟期の代表作『The Sound of the Johnny Smith Guitar』（1961年、Roost）がおすすめです。Gibsonのシグネチャーモデル誕生と同時期で、クリーントーンとコードワークの完成形が聴けます。Verve移籍後の『Johnny Smith&#8217;s Kaleidoscope』（1967年）は多彩なアレンジが光る再評価の高い1枚。Roost期の集大成としては8枚組CDボックス『The Complete Roost Johnny Smith Small Group Sessions』（2002年、Mosaic）もあります。</p>
<h2><span id="toc13">使用機材</span></h2>
<p>ギターはキャリア初期にEpiphone、Gibson、Gretschなどを経て、特にD&#8217;Angelicoのアーチトップを愛用しました。シグネチャーモデルは1955年のGuild「Johnny Smith Award」が最初ですが、設計変更に本人は不満だったとされます。1961年にはGibsonから「Johnny Smith」モデルが登場。愛用のD&#8217;Angelicoを基に、Xブレイシングの単板スプルーストップ、25インチスケール、そして表板の振動を妨げないフローティング・ミニハムバッカー（コントロール類はピックガード側に集約）を備えた、アーチトップ設計の新基準とされる名機です。1989年以降はHeritageで同名モデルが製作されました。</p>
<p>アンプは、1950年代にAmpegと組み、フラットな周波数特性を目指したシグネチャー機を開発。代表作のJS-35「Fountain of Sound」は、高効率の15インチスピーカーを上向きに搭載した35W RMSという異色の設計で、同社のプロ向け「Guitaramp」シリーズの一つとして作られました。</p>
<h2><span id="toc14">影響・評価</span></h2>
<p>ジョニー・スミスは、タル・ファーロウや<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/barney-kessel/">バーニー・ケッセル</a>らと並ぶ1950年代ニューヨークシーンの頂点の一人で、コードメロディ奏法では現在も教則的な研究対象です。チェット・アトキンスがバードランドの楽屋を訪ね、本人の了解を得たうえで「Walk, Don&#8217;t Run」を自らのスタイルで録音したという逸話が残るなど、カントリー系のギタリストにも影響が及びました。「Walk, Don&#8217;t Run」の原作者としてロックインスト史にも名を残し、1998年のスミッソン記念メダルはこうした幅広い功績に対するものです。ビル・フリゼールの師でもあり、2018年のトリビュート盤『The Maid With The Flaxen Hair』（メアリー・ハルヴォーソン&#038;ビル・フリゼール、Tzadik）以降、再評価も進んでいます。一方で1958年に第一線を退いたため、実力に比して知名度が低い「知る人ぞ知る」存在とも評されます。</p>
<h2><span id="toc15">まとめ</span></h2>
<p>ジョニー・スミスは、「Walk, Don&#8217;t Run」の作曲者と、クールジャズ期のコードメロディの名手という2つの顔を持つギタリストです。ワイドストレッチの和音と澄んだクリーントーンは、今なおジャズギターを学ぶ人の大きなヒントになります。まずは代表作『Moonlight in Vermont』（1956年発売、Roost）の冒頭1曲から、その静かで美しい世界に触れてみてください。</p>
<h2><span id="toc16">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/tal-farlow/">タル・ファーロウとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/jim-hall/">ジム・ホールとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/moonlight-in-vermont-johnny-smith/">『Moonlight in Vermont』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://jazzguitarroundmidnight.com/johnny-smith/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
