<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>マイク・スターン | Jazz Guitar &#039;Round Midnight</title>
	<atom:link href="https://jazzguitarroundmidnight.com/tag/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://jazzguitarroundmidnight.com</link>
	<description>Jazz In Tokyo</description>
	<lastBuildDate>Fri, 31 Jul 2026 10:16:24 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.1</generator>
	<item>
		<title>マイク・スターン(Mike Stern)『Upside Downside』徹底解説｜再起のギタリストと盟友ジャコが刻んだ80年代フュージョンの傑作</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/upside-downside-mike-stern/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/upside-downside-mike-stern/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jul 2026 09:26:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アルバム紹介]]></category>
		<category><![CDATA[Upside Downside]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[マイク・スターン]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://jazzguitarroundmidnight.com/upside-downside-mike-stern/</guid>

					<description><![CDATA[マイク・スターンが1986年に発表した『Upside Downside』を徹底解説。ジャコ・パストリアス参加の「Mood Swings」をはじめ、全6曲の聴きどころや制作背景、参加メンバーまで詳しく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ロックのように歪んだギター・トーンで、ビバップ（1940年代に生まれたモダンジャズの即興スタイル）のフレーズを弾き倒す――そんな「マイク・スターン印」のサウンドが最初に確立されたアルバムが、1986年発表の『Upside Downside（アップサイド・ダウンサイド）』です。全6曲がスターン自身のオリジナルで、火の出るようなファンク・フュージョンから歌心あふれるバラードまで、彼の魅力が約35分に詰まった1枚。しかも、伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアスが参加した「Mood Swings」という、ジャズ史的にも見逃せない録音を含んでいます。</p>
<p>マイルス・デイヴィスのバンドで一躍注目を集めたスターンが、薬物とアルコールの依存から立ち直った直後に吹き込んだ本作は、彼のキャリアの「再出発点」でもあります。スターンの経歴は <a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/mike-stern/">マイク・スターンとは？（人物紹介記事）</a> で詳しくまとめていますので、あわせてどうぞ。この記事では、制作背景と全曲の聴きどころを解説していきます。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">アルバム基本情報</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">どんなアルバム？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">参加メンバー</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">全曲解説</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">1. Upside Downside（作曲：Mike Stern）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">2. Little Shoes（作曲：Mike Stern）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">3. Goodbye Again（作曲：Mike Stern）</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">4. Mood Swings（作曲：Mike Stern）</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">5. After You（作曲：Mike Stern）</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">6. Scuffle（作曲：Mike Stern）</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">聴きどころ・なぜ名盤なのか</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">アルバム基本情報</span></h2>
<figure class="wp-block-table">
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>発売</td>
<td>1986年</td>
</tr>
<tr>
<td>レーベル</td>
<td>Atlantic（アトランティック）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音日</td>
<td>1986年3月〜4月</td>
</tr>
<tr>
<td>録音場所</td>
<td>RPM Sound Studios（ニューヨーク）</td>
</tr>
<tr>
<td>プロデューサー</td>
<td>ハイラム・ブロック（Hiram Bullock）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</figure>
<p>編成はギター、キーボード、サックス、ベース、ドラムス、パーカッションを基本としつつ、曲によってベーシストとドラマーが替わる形で録音されています。</p>
<p style="font-size:0.85em;color:#888;">※以下に楽天市場のアフィリエイトリンク（PR）を含みます。</p>
<div class="album-affiliate" style="display:flex;align-items:center;gap:16px;margin:12px 0 24px;padding:12px;border:1px solid #e5e5e5;border-radius:8px;max-width:520px;">
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072n.fh7bf9c7.g00q072n.fh7bg706/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F18054739%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F21443760%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5825/4526180715825.jpg?_ex=300x300" alt="マイク・スターン ファット・タイム（Fat Time） ジャケット" width="140" height="140" loading="lazy" style="border-radius:4px;"></a><br />
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072n.fh7bf9c7.g00q072n.fh7bg706/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F18054739%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F21443760%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank" style="font-weight:bold;text-decoration:none;">&#x25b6; 楽天市場で『ファット・タイム（Fat Time）』を探す</a>
</div>
<p style="font-size:0.85em;color:#888;">※『Upside Downside』の新品CDは現在楽天市場で見つかりにくいため、リンクでは同アーティストの『ファット・タイム（Fat Time）』を紹介しています。</p>
<h2><span id="toc2">どんなアルバム？</span></h2>
<p>『Upside Downside』はしばしば「デビュー作」と紹介されますが、正確にはスターンの2作目のスタジオ・アルバムです。1983年に日本のトリオ・レーベルから『Neesh』を発表しており、本作はそれに続く作品。ただし米Atlanticレコードからの第1作であり、世界に向けた「実質的なメジャーデビュー作」と位置づけられることが多いアルバムです。この後『Time in Place』（1988年）、『Jigsaw』（1989年）と続いていくAtlantic時代の出発点にあたります。</p>
<p>録音当時のスターンは、人生の大きな転機を迎えていました。1981〜83年と1985年にマイルス・デイヴィスのバンドに在籍し、『The Man with the Horn』収録の「Fat Time」（スターンのあだ名にちなんで名付けられた曲）でフィーチャーされるなど脚光を浴びた一方、その裏では深刻な薬物・アルコール依存に苦しんでいたのです。本人いわく「朝から晩までひどい状態だった」ほどでしたが、1980年代半ばに酒と薬物を断ち、ソバー（断酒・断薬）を達成。回復後は「創作エネルギーも人生全般も格段に良くなった」と語っており、本作はその後に録音された再起の記録でもあります。</p>
<p>そんな本作を象徴するのが、ジャコ・パストリアスが参加した「Mood Swings」にまつわるエピソードです。スターンとジャコは「兄弟のような」親友で、マイルス・バンド脱退後のスターンはジャコのWord of Mouthバンドに参加し、一時期はジャコがスターンのソーホーのロフトに居候していたほどの間柄でした。しかし当時のジャコ自身も深刻な状態にあり、スターンは「この曲で弾いてほしい。ただし、ちゃんと現れて、シラフで、最高のプレイをすることが条件だ」と伝えたといいます（本人インタビューでの証言）。ジャコはその言葉に応え、全力のプレイを残しました。「Mood Swings」はジャコ最後期のスタジオ録音のひとつとされており（ジャコは1987年9月に死去）、その意味でも極めて貴重な記録です。</p>
<p>プロデュースを手がけたのは、ギタリスト仲間のハイラム・ブロック。前作『Neesh』に続いての起用です。オール・アナログで録音されたサウンドは、当時から現在に至るまで音質の評価が高いことでも知られます。また、録音後の1986年夏にはデヴィッド・サンボーンのツアーに参加するなど、本作の人脈はこの時期のスターンの活動と直結。とりわけボブ・バーグとは以降数年間バンドを共同で率いる関係になり、「スターン＝バーグ」コンビの起点としても重要な1枚です。</p>
<h2><span id="toc3">参加メンバー</span></h2>
<p>参加しているのは、1980年代のニューヨーク・フュージョン・シーンを彩る精鋭たち。ベースとドラムが曲によって入れ替わるのも本作の面白いところです。</p>
<ul>
<li><strong>マイク・スターン（ギター）</strong> … 本作の主役。全6曲の作曲と全曲のアレンジを担当しています。</li>
<li><strong>ミッチェル・フォアマン（アコースティックピアノ、シンセサイザー）</strong> … 「Mood Swings」を除く5曲に参加し、バンドサウンドに彩りを加えるキーボード奏者。</li>
<li><strong>ボブ・バーグ（テナー・サックス）</strong> … 5曲に参加。録音当時はマイルス・デイヴィスのバンドに在籍しており、本作の後にはスターンと数年間バンドを共同で率いることになる盟友です。</li>
<li><strong>デイヴィッド・サンボーン（アルト・サックス）</strong> … 「Goodbye Again」1曲のみに参加した人気アルト奏者。</li>
<li><strong>マーク・イーガン（ベース）</strong> … 4曲でベースを担当し、リズムの土台を支えます。</li>
<li><strong>ジェフ・アンドリュース（ベース）</strong> … 「Little Shoes」でベースを弾き、「Scuffle」ではスターンと共同でアレンジも手がけています。</li>
<li><strong>ジャコ・パストリアス（ベース）</strong> … 「Mood Swings」のみに参加。スターンの親友であり、ジャズ史に名を残す伝説的ベーシスト。</li>
<li><strong>デイヴ・ウェックル（ドラムス）</strong> … 「Mood Swings」を除く5曲を叩く、当時ブレイク前夜の逸材。</li>
<li><strong>スティーヴ・ジョーダン（ドラムス）</strong> … 「Mood Swings」1曲のみでドラムを担当。</li>
<li><strong>ドクター・ギブス（パーカッション）</strong> … 5曲に参加し、リズムに厚みを加えるパーカッショニスト。</li>
</ul>
<h2><span id="toc4">全曲解説</span></h2>
<p>オリジナル盤は全6曲、すべてマイク・スターンの作曲です。</p>
<h3><span id="toc5">1. Upside Downside（作曲：Mike Stern）</span></h3>
<p>アルバムの幕開けを飾るタイトル曲は、アップテンポのファンク・フュージョン。ジャズとしてはかなりヘヴィと言いたくなる高速で強烈なギターワークが全開で、マイルス・バンド仕込みの&#8221;ロック・ヒーロー的&#8221;なサウンドをいきなり見せつけてくれます。スターンというギタリストの名刺代わりにふさわしいオープニングです。</p>
<h3><span id="toc6">2. Little Shoes（作曲：Mike Stern）</span></h3>
<p>オーバードライブ（ギターの音を歪ませるエフェクト）をかけたスターンのソロ・スタイルが際立つ1曲。この曲のみベースはジェフ・アンドリュースが担当しており、リズム隊の色合いの違いも聴き比べのポイントです。</p>
<h3><span id="toc7">3. Goodbye Again（作曲：Mike Stern）</span></h3>
<p>美しいイントロで始まるバラード。最大のハイライトは、この曲だけに参加しているデヴィッド・サンボーンのアルト・サックスで、そのソロは「鳥肌モノ（spine-tingling）」と評されるほど。アルバム前半の流れを一気に深いところへ引き込みます。</p>
<h3><span id="toc8">4. Mood Swings（作曲：Mike Stern）</span></h3>
<p>ジャコ・パストリアス（ベース）、スティーヴ・ジョーダン（ドラムス）、ボブ・バーグ（テナー・サックス）という、この曲だけの特別編成で演奏されるブルース色のあるアップテンポ・ナンバー。「シラフで来て、最高のプレイを」というスターンの言葉に応えたジャコの、最後期の貴重な演奏が聴ける本作最大の話題曲です。</p>
<h3><span id="toc9">5. After You（作曲：Mike Stern）</span></h3>
<p>一音一音に意味を込めた美しいフレージングが味わえるバラードで、スターンのリリカル（叙情的）な側面がもっともよく出た曲。チャーリー・パーカー譲りのビバップ語彙とロイ・ブキャナン的なブルースロックの泣きを併せ持つ、と形容される彼の資質が存分に表れています。</p>
<h3><span id="toc10">6. Scuffle（作曲：Mike Stern）</span></h3>
<p>ラストを締めくくるリズミックな快演。アルバム中でも屈指のソロが聴けるとの声もあるほどで、最後まで気の抜けない演奏が続きます。アレンジはベーシストのジェフ・アンドリュースとの共同によるものです。</p>
<h2><span id="toc11">聴きどころ・なぜ名盤なのか</span></h2>
<p>本作最大の聴きどころは、ビバップの語彙とロックのディストーション・サウンドを融合させた「ポスト・マイルス世代」のギタリスト像が、ここではっきりと形になっていることです。速い曲では火の出るようなソロ、バラードでは一音を大切にする歌心――以後のスターン作品に共通する基本フォーマットは、このアルバムで確立されたと言ってよいでしょう。</p>
<p>そして「Mood Swings」の存在。依存から立ち直ったばかりのスターンが、苦しんでいた親友ジャコに「シラフで来てほしい」と条件を出し、ジャコがそれに全力で応えた――この背景を知って聴くと、演奏の輝きがいっそう胸に迫ります。ジャコ最後期のスタジオ録音のひとつという資料的価値も含め、この1曲のためだけでも本作を手に取る意味があります。</p>
<p>評価の面でも、AllMusicで5点満点中4つ星を獲得し、現在でも80年代フュージョンの代表作の一枚として挙げられることの多い定番作です。ブレイク前夜のデイヴ・ウェックルらが顔を揃えた、80年代ニューヨーク・フュージョン人脈のドキュメントとしての面白さも、本作が長く聴き継がれている理由でしょう。</p>
<h2><span id="toc12">こんな人におすすめ</span></h2>
<ul>
<li><strong>歪んだ音でジャズを弾きたいギタリスト</strong> … ロックのトーンでビバップのラインを弾くスターンのスタイルは、ロック出身者の最高のお手本です。</li>
<li><strong>ジャコ・パストリアスのファン</strong> … 最後期のスタジオ録音のひとつ「Mood Swings」は必聴。背景の逸話を知ればさらに味わい深くなります。</li>
<li><strong>80年代フュージョンが好きな人</strong> … サンボーン、ウェックル、バーグら当時のニューヨークの精鋭が揃った、時代のサウンドを凝縮した1枚です。</li>
<li><strong>マイク・スターン入門者</strong> … 全曲オリジナルで約35分とコンパクト。彼の魅力の原点が詰まった、最初の1枚に最適な作品です。</li>
</ul>
<h2><span id="toc13">まとめ</span></h2>
<p>『Upside Downside』は、依存を乗り越えたマイク・スターンが自らのスタイルを世界に示した、実質的なメジャーデビュー作です。ファンク・フュージョンの疾走感とバラードの歌心、そしてジャコ・パストリアス最後期の名演「Mood Swings」。80年代フュージョンの熱気と友情の記録が、約35分に凝縮されています。</p>
<p>派手なギターの奥にある「一音一音を大切にする歌心」こそ、スターンの本質です。その原点をとらえた本作は、フュージョン・ファンにもジャズギター学習者にも長く付き合える1枚になるはず。まずは「Mood Swings」から、ぜひ聴いてみてください。</p>
<h2><span id="toc14">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/mike-stern/">マイク・スターンとは？（人物紹介記事）</a> … 経歴・音楽的特徴・名盤を紹介しています。</li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/a-go-go-john-scofield/">『A Go Go』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://jazzguitarroundmidnight.com/upside-downside-mike-stern/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>マイク・スターンとは？ジャズとロックを融合したフュージョン・ギターの代表格</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/mike-stern/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/mike-stern/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 02 Jul 2026 05:14:30 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ミュージシャン紹介]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[フュージョン]]></category>
		<category><![CDATA[マイク・スターン]]></category>
		<category><![CDATA[マイルス・デイヴィス]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://jazzguitarroundmidnight.com/mike-stern/</guid>

					<description><![CDATA[マイルス・デイヴィスのバンドで注目を集め、ジャズとロックを融合した独自のスタイルを確立したマイク・スターン。経歴や代名詞のコーラス・サウンド、名盤『Upside Downside』、使用機材までジャズギターファン向けに解説します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>マイク・スターン（Mike Stern）は、1953年生まれのアメリカのジャズギタリストです。1981年に復帰直後のマイルス・デイヴィスのバンドに抜擢されて注目を集め、その後はソロ・アーティストとしてグラミー賞に6回ノミネートされるなど、フュージョン〜コンテンポラリー・ジャズの第一線で活躍を続けています。最大の魅力は、ビバップ仕込みのジャズの語彙と、ロック直系の歪んだサウンドを自然に融合させたスタイルです。影響源には、ジミ・ヘンドリックスらロック勢に加え、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/jim-hall/">ジム・ホール</a>や<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a>で紹介したウェス・モンゴメリーも挙げており、まさに二つの世界を結ぶ存在です。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">基本プロフィール</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">経歴</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">バークリーからブラッド・スウェット&amp;ティアーズへ（1953〜1970年代）</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">マイルス・デイヴィス・バンドへの抜擢（1981〜1985年）</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">ソロ・アーティストとしての確立（1986〜1990年代）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">大事故からの復帰、そして現在（2000年代〜）</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">音楽的特徴</a><ol><li><a href="#toc8" tabindex="0">ジャズの語彙とロックのエネルギーの融合</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">一聴でわかるコーラス・サウンド</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">ホーンライクなロング・フレージング</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">おすすめアルバム</a><ol><li><a href="#toc12" tabindex="0">『Upside Downside』（1986年）</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">使用機材</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">影響・評価</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">基本プロフィール</span></h2>
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>本名</td>
<td>マイケル・セジウィック（Michael Sedgwick）。継父の姓「スターン」を名乗る</td>
</tr>
<tr>
<td>生没年</td>
<td>1953年1月10日生まれ（存命）</td>
</tr>
<tr>
<td>出身</td>
<td>アメリカ・マサチューセッツ州ボストン生まれ、ワシントンD.C.育ち</td>
</tr>
<tr>
<td>楽器</td>
<td>エレクトリック・ギター（テレキャスター・タイプ）</td>
</tr>
<tr>
<td>主な活動期</td>
<td>1970年代半ば〜現在</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2><span id="toc2">経歴</span></h2>
<h3><span id="toc3">バークリーからブラッド・スウェット&amp;ティアーズへ（1953〜1970年代）</span></h3>
<p>1953年にボストンで生まれたスターンは、12歳頃にギターを始めました。最初に夢中になったのはB.B.キング、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックスといったブルース／ロック系のギタリストです。1970年代前半にバークリー音楽大学でジャズを学び、1970年代半ばから約2年間、ブラス・ロックバンドのブラッド・スウェット&amp;ティアーズに在籍。『More Than Ever』（1976年）、『Brand New Day』（1977年）に参加してプロとしての経験を積み、1979年にはドラマーのビリー・コブハムのフュージョン・バンドに参加しています。</p>
<h3><span id="toc4">マイルス・デイヴィス・バンドへの抜擢（1981〜1985年）</span></h3>
<p>転機は1981年です。長い沈黙から復帰したマイルス・デイヴィスのバンドにギタリストとして抜擢され、『The Man with the Horn』（1981年）、ライヴ盤『We Want Miles』（1982年）、『Star People』（1983年）に参加しました。ロック的な音量と歪みをジャズに持ち込んだプレイは賛否を呼びつつも、スターンの名を世界に知らしめます。1983〜84年にはジャコ・パストリアスのバンド「ワード・オブ・マウス」でツアーを行い、1985年にはマイルスのバンドに一時復帰しました。一方でこの時期は酒とドラッグの問題を抱えており、マイケル・ブレッカーらの支えでリハビリを経て回復しています。</p>
<h3><span id="toc5">ソロ・アーティストとしての確立（1986〜1990年代）</span></h3>
<p>1983年に日本企画盤『Neesh』で初リーダー作を発表していましたが、本格的なソロ活動の出発点となったのは1986年、アトランティックからの『Upside Downside』です。以後『Time in Place』（1988年）、『Jigsaw』（1989年）と作品を重ね、サックス奏者ボブ・バーグとの双頭バンドでも活動しました。1992年にはブレッカー・ブラザーズの再結成アルバム『Return of the Brecker Brothers』に参加。『Standards (and Other Songs)』の評価により、1993年にはGuitar Player誌のベスト・ジャズ・ギタリストに選ばれています。さらに『Is What It Is』（1994年）、『Between the Lines』（1996年）は相次いでグラミー賞にノミネートされました。</p>
<h3><span id="toc6">大事故からの復帰、そして現在（2000年代〜）</span></h3>
<p>2000年代以降も『These Times』（2004年）、『Who Let the Cats Out?』（2006年）、『Big Neighborhood』（2009年）などを発表し、2014年にはロック系ギタリストのエリック・ジョンソンとの共演盤『Eclectic』も話題になりました。2016年7月、ニューヨークの路上で工事資材につまずいて転倒し、両腕を骨折。右手に神経障害が残る大けがを負いますが、ピックを指に接着剤で固定する奏法を編み出して復帰します。2017年に復帰作『Trip』を発表し、2024年の最新作『Echoes and Other Songs』まで、現在も第一線で活動を続けています。</p>
<h2><span id="toc7">音楽的特徴</span></h2>
<h3><span id="toc8">ジャズの語彙とロックのエネルギーの融合</span></h3>
<p>スターンの最大の特徴は、ビバップ（1940年代に確立した、高度なアドリブを中心とするジャズのスタイル）由来の洗練されたハーモニー感覚と、ロック／ブルース仕込みの歪んだ音色や激しいチョーキング（弦を押し上げて音程を変えるテクニック）の組み合わせです。しばしば「ジム・ホールとジミ・ヘンドリックスの融合」と形容され、本人もヘンドリックス、ウェス・モンゴメリー、ジム・ホール、アルバート・キングらを影響源に挙げています。</p>
<h3><span id="toc9">一聴でわかるコーラス・サウンド</span></h3>
<p>クリーントーンにコーラス（音を細かく揺らして厚みを出すエフェクト）を深くかけた、揺らぎのある太い音色はスターンの代名詞です。Yamaha SPX-90でステレオに分岐させたこのサウンドは、一聴して彼だと分かるトレードマークになっています。</p>
<h3><span id="toc10">ホーンライクなロング・フレージング</span></h3>
<p>マイケル・ブレッカーやボブ・バーグといったサックス奏者との共演で磨かれた、8分音符主体で滑らかに歌い続ける長いフレーズも特徴です。管楽器のように息の長いラインをロックの推進力で押し切っていくスタイルは、多くのギタリストの手本になっています。</p>
<h2><span id="toc11">おすすめアルバム</span></h2>
<p>※以下に楽天市場のアフィリエイトリンク（PR）を含みます。</p>
<h3><span id="toc12">『Upside Downside』（1986年）</span></h3>
<p>通算2作目ながら、アトランティックからの実質的なメジャー・デビュー作であり、ソロ・アーティスト「マイク・スターン」の出発点となった1枚です。1986年3〜4月にニューヨークのRPM Sound Studiosで録音され、プロデュースはギタリストとしても著名なハイラム・ブロックが担当。ジャコ・パストリアス（ベース）、デヴィッド・サンボーン（アルトサックス）、ボブ・バーグ（テナーサックス）、デイヴ・ウェックル（ドラム）ら、マイルス〜ジャコ人脈の豪華メンバーが参加しています。全6曲すべてがスターンのオリジナルで、ジャコのベースが躍動する「Mood Swings」、サンボーンのアルトが歌うバラード「Goodbye Again」、疾走するタイトル曲と聴きどころが続き、コーラスの効いたクリーントーンと歪んだロックなソロというスターンの二面性が、この時点ですでに完成しています。</p>
<div class="album-affiliate" style="display:flex;align-items:center;gap:16px;margin:12px 0 24px;padding:12px;border:1px solid #e5e5e5;border-radius:8px;max-width:520px;">
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072n.fh7bf9c7.g00q072n.fh7bg706/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F18054739%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F21443760%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5825/4526180715825.jpg?_ex=300x300" alt="マイク・スターン ファット・タイム（Fat Time） ジャケット" width="140" height="140" loading="lazy" style="border-radius:4px;"></a><br />
<a rel="nofollow sponsored noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q072n.fh7bf9c7.g00q072n.fh7bg706/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F18054739%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F21443760%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_b7b4aa75-0295-4fe7-8227-16cde8fcf378" target="_blank" style="font-weight:bold;text-decoration:none;">&#x25b6; 楽天市場で『ファット・タイム（Fat Time）』を探す</a>
</div>
<p>このほかでは、ピーター・アースキンらと録音し作曲家としての成熟が聴ける『Time in Place』（1988年）、スタンダード曲に正面から取り組みGuitar Player誌ベスト・ジャズ・ギタリスト選出のきっかけとなった『Standards (and Other Songs)』（1992年。発表年を1993年とする資料もあります）、両腕骨折の大事故からの復帰作でランディ・ブレッカーやデニス・チェンバースらが参加した『Trip』（2017年）の3枚がおすすめです。</p>
<h2><span id="toc13">使用機材</span></h2>
<p>スターンといえばテレキャスター・タイプのソリッドギターです。キャリア初期の愛器は1950〜60年代のパーツを組み合わせたFenderテレキャスターでしたが、強盗被害で失われ、その後は製作家（ルシアー）マイケル・アロンソンがそのテレキャスターをもとに製作したカスタム・ギターを長年使用しました。1990年代半ばにヤマハと契約してからの代名詞は、このカスタム機を原型とするシグネチャーモデル「Pacifica 1511MS」で、後年には仕様の異なる「PAC1611MS」も登場しています。</p>
<p>アンプはFender Twin Reverb（&#8217;65リイシュー）2台によるステレオ運用が定番です。エフェクターは、コーラスとステレオ分岐の要となるYamaha SPX-90、Boss DD-3デジタル・ディレイ2台などが知られ、歪みには長らくBoss DS-1を愛用。近年のペダルボードにはBoss SD-1やBD-2W（技 WAZA CRAFT）といったオーバードライブも並んでいます。</p>
<h2><span id="toc14">影響・評価</span></h2>
<p>スターンは、1970年代のフュージョンと現代ジャズを橋渡しする存在として位置づけられています。マイルス・デイヴィス復帰バンドのギタリストとして、ロック的な音量と歪みをジャズの文脈に持ち込んだ象徴的プレイヤーの一人であり、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/john-scofield/">ジョン・スコフィールド</a>やパット・メセニーらと並ぶ同世代の代表的ジャズギタリストに数えられます。グラミー賞ノミネート6回、DownBeat誌「歴代の偉大なギタリスト75人」（2009年）選出、モントリオール・ジャズ・フェスティバルでのマイルス・デイヴィス賞受賞（2007年）といった客観的な評価に加え、ロック畑のギタリストがジャズへ接近する際の入口として機能してきた点も重要です。事故後も奏法を再構築して第一線に立ち続ける姿勢は、内外の音楽誌で高く評価されています。</p>
<h2><span id="toc15">まとめ</span></h2>
<p>マイク・スターンは、ジャズの知性とロックの熱量を一本のギターで両立させた、フュージョン以降のジャズギターを代表するギタリストです。マイルス・デイヴィスのバンドでの活躍からソロでの数々の名盤、そして事故を乗り越えた近年の活動まで、40年以上にわたり第一線を走り続けています。まず聴くなら、そのスタイルの原点であり完成形でもある『Upside Downside』（1986年）がおすすめです。コーラスの効いたクリーントーンと歪んだソロの対比を、ぜひ体感してみてください。</p>
<h2><span id="toc16">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/pat-metheny/">パット・メセニーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/pat-martino/">パット・マルティーノとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/john-scofield/">ジョン・スコフィールドとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/upside-downside-mike-stern/">『Upside Downside』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://jazzguitarroundmidnight.com/mike-stern/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
