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	<title>The Poll Winners | Jazz Guitar &#039;Round Midnight</title>
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	<description>Jazz In Tokyo</description>
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		<title>バーニー・ケッセル(Barney Kessel)『The Poll Winners』徹底解説｜人気投票を制した3人が生んだギタートリオの原点</title>
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		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jul 2026 09:25:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アルバム紹介]]></category>
		<category><![CDATA[The Poll Winners]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[バーニー・ケッセル]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
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					<description><![CDATA[人気投票を制したバーニー・ケッセル、レイ・ブラウン、シェリー・マンによる1957年の名盤『The Poll Winners』を徹底解説。制作背景、参加メンバー、全9曲の聴きどころ、ピアノレス・ギタートリオの魅力を紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ギター、ベース、ドラムス。ピアノもホーンも入らない3人だけの編成で、ここまで豊かな音楽が生まれるのか——『The Poll Winners』は、そんな驚きを今も新鮮に味わわせてくれる1枚です。Down Beat・Metronome・Playboyという3誌の人気投票（ポール）をそれぞれの楽器部門で制した3人、バーニー・ケッセル、レイ・ブラウン、シェリー・マンが1957年に集結。「投票の勝者たち＝The Poll Winners」の名のとおり、当時の最高峰が肩の力を抜いて楽しげに演奏する、ジャズギター史に残る名盤です。</p>
<p>リーダーのバーニー・ケッセルは、オスカー・ピーターソン・トリオへの在籍を経て、ロサンゼルスのスタジオシーンで引っ張りだこだった名手。その経歴や奏法の魅力については <a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/barney-kessel/">バーニー・ケッセルとは？（人物紹介記事）</a> で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。本記事では、彼の代表作である本作を、制作背景から全曲解説までじっくり掘り下げていきます。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">アルバム基本情報</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">どんなアルバム？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">参加メンバー</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">全曲解説</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">1. Jordu（作曲：デューク・ジョーダン）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">2. Satin Doll（作曲：デューク・エリントン、ビリー・ストレイホーン）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">3. It Could Happen to You（作曲：ジミー・ヴァン・ヒューゼン、ジョニー・バーク）</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">4. Mean to Me（作曲：フレッド・E・アーラート、ロイ・ターク）</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">5. Don&#8217;t Worry &#8216;Bout Me（作曲：ルーブ・ブルーム、テッド・ケーラー）</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">6. On Green Dolphin Street（作曲：ブロニスワフ・ケイパー、ネッド・ワシントン）</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">7. You Go to My Head（作曲：J・フレッド・クーツ、ヘイヴン・ギレスピー）</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">8. Minor Mood（作曲：バーニー・ケッセル）</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">9. Nagasaki（作曲：ハリー・ウォーレン、モート・ディクソン）</a></li></ol></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">聴きどころ・なぜ名盤なのか</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">アルバム基本情報</span></h2>
<figure class="wp-block-table">
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>発売</td>
<td>1957年</td>
</tr>
<tr>
<td>レーベル</td>
<td>Contemporary Records（コンテンポラリー・レコード）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音日</td>
<td>1957年3月18日・19日</td>
</tr>
<tr>
<td>録音場所</td>
<td>コンテンポラリー・レコード自社スタジオ（米ロサンゼルス）</td>
</tr>
<tr>
<td>プロデューサー</td>
<td>レスター・ケーニッヒ（Lester Koenig）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</figure>
<p>編成は、ギター＋ベース＋ドラムスのみ。ピアノを含まない「ピアノレス」のギタートリオです。</p>
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</div>
<h2><span id="toc2">どんなアルバム？</span></h2>
<p>きっかけは1956年の人気投票でした。この年、ジャズ専門誌のDown BeatとMetronome、そして第1回オールスター・ジャズ・ポールを開催したPlayboyの3誌で、ケッセルがギター部門、レイ・ブラウンがベース部門、シェリー・マンがドラム部門をそれぞれ制覇。3部門の勝者をそのまま集めて「The Poll Winners」と名付けるという、シンプルながら胸躍る企画が生まれたのです。</p>
<p>仕掛け人は、コンテンポラリー・レコードの創業者でありプロデューサーのレスター・ケーニッヒ。西海岸ジャズの拠点として知られる同レーベルらしいスタジオ・セッション企画で、録音は1957年3月18日・19日の2日間、ロサンゼルスにあるレーベル社屋内のスタジオで行われました。エンジニアは名手ロイ・デュナンです。</p>
<p>当時の3人はいずれもキャリアの絶頂期。第一線で多忙を極める顔ぶれがこのセッションのために集まった、いわば企画から生まれたドリームチームでした。</p>
<p>ところが、その即席トリオが驚くほど有機的に噛み合いました。マンは後年「こっちが何かやれば、バーニーとレイがすぐ拾って何かに発展させてくれる」と証言しています。その手応えは1作では終わらず、『The Poll Winners Ride Again!』（1958年）、『Poll Winners Three!』（1959年録音・1960年発売）、『Exploring the Scene!』（1960年）、そして1975年の再結成セッションによる『Straight Ahead』（1976年発売）と、計5作のシリーズへと発展していきました。本作はその記念すべき第1作です。</p>
<h2><span id="toc3">参加メンバー</span></h2>
<p>メンバーはわずか3人。しかし全員が人気投票を制した当代随一のプレイヤーです。</p>
<ul>
<li><strong>バーニー・ケッセル（ギター）</strong> … 本作のリーダー。オスカー・ピーターソン・トリオ在籍歴を持ち、当時LAのスタジオシーンで最多録音級の活躍をしていた売れっ子ギタリスト。ブルージーで温かいフレージングが持ち味です。</li>
<li><strong>レイ・ブラウン（ベース）</strong> … 当時オスカー・ピーターソン・トリオの現役ベーシスト。太く歌うウォーキング・ベース（4分音符で歩くように刻む伴奏）でモダンジャズのベースの規範とされる巨人です。</li>
<li><strong>シェリー・マン（ドラムス）</strong> … コンテンポラリーの看板ドラマーとして「シェリー・マン&#038;ヒズ・メン」を率いた西海岸ジャズの中心人物。繊細なブラシ（ワイヤーの束で叩く奏法）とシンバルワークの名手です。</li>
</ul>
<h2><span id="toc4">全曲解説</span></h2>
<p>オリジナルLPに収録された全9曲を、曲順に沿って1曲ずつ見ていきましょう。</p>
<h3><span id="toc5">1. Jordu（作曲：デューク・ジョーダン）</span></h3>
<p>クリフォード・ブラウン＝マックス・ローチ・クインテットの演奏で有名になったバップ（1940年代に生まれたモダンジャズのスタイル）の名曲。冒頭からトリオの機動力を存分に提示するオープナーで、ピアノレスとは思えない音の厚みとスピード感に一気に引き込まれます。</p>
<h3><span id="toc6">2. Satin Doll（作曲：デューク・エリントン、ビリー・ストレイホーン）</span></h3>
<p>エリントン楽団の代名詞的ナンバー（詞はジョニー・マーサー）を、じっくりと温かく料理した演奏。単音弾きだけでなく和音でメロディを紡ぐ、ケッセルのコードワークの聴かせどころです。</p>
<h3><span id="toc7">3. It Could Happen to You（作曲：ジミー・ヴァン・ヒューゼン、ジョニー・バーク）</span></h3>
<p>ヴァン・ヒューゼンによる人気スタンダード。ケッセルの歌心あふれるメロディ解釈が光る、メロディの歌わせ方の良いお手本のような演奏です。</p>
<h3><span id="toc8">4. Mean to Me（作曲：フレッド・E・アーラート、ロイ・ターク）</span></h3>
<p>アルバム中でも長尺の演奏で、3人のソロが順に回っていくジャム・セッション的な展開が楽しい1曲。終盤にはそれぞれの見せ場が用意され、「全員が主役」というトリオのコンセプトを最も分かりやすく体感できます。</p>
<h3><span id="toc9">5. Don&#8217;t Worry &#8216;Bout Me（作曲：ルーブ・ブルーム、テッド・ケーラー）</span></h3>
<p>B面はバラード寄りのこの曲からスタート。ケッセルのシングルライン（単音のソロ）とコードメロディの対比が味わえ、静かな曲でこそトリオの表現力が際立ちます。</p>
<h3><span id="toc10">6. On Green Dolphin Street（作曲：ブロニスワフ・ケイパー、ネッド・ワシントン）</span></h3>
<p>本作の白眉のひとつ。この曲といえばマイルス・デイヴィスの1958年の録音が有名ですが、本作の録音は1957年、つまりマイルスより早いのです。同曲がジャズ・スタンダードとして定着していく初期の重要録音のひとつとされており、ラテン風のヴァンプ（短いフレーズの反復）と4ビートの対比を活かしたアレンジも秀逸。現在もギター教材やコピー譜の定番トラックとして人気の高い演奏です。</p>
<h3><span id="toc11">7. You Go to My Head（作曲：J・フレッド・クーツ、ヘイヴン・ギレスピー）</span></h3>
<p>しっとりとしたバラード演奏。音数をぐっと抑え、3人が空間を活かして歌い上げる、ピアノレス編成ならではの美しさが詰まった1曲です。</p>
<h3><span id="toc12">8. Minor Mood（作曲：バーニー・ケッセル）</span></h3>
<p>アルバム中唯一のオリジナル曲。マイナー調のブルージーな小品で、プレイヤーとしてだけでなく、作編曲家としてのケッセルの顔も垣間見えます。</p>
<h3><span id="toc13">9. Nagasaki（作曲：ハリー・ウォーレン、モート・ディクソン）</span></h3>
<p>1928年のティン・パン・アレー産ノヴェルティ・ソングをアップテンポで快走するクローザー。深刻ぶらないこのトリオの気風を最後まで貫く、遊び心あふれる幕切れです。</p>
<h2><span id="toc14">聴きどころ・なぜ名盤なのか</span></h2>
<p>最大の聴きどころは、ピアノレスという編成が生む「風通しの良さ」と、それを埋め尽くすインタープレイ（演奏中の相互反応）です。ケッセルのギターがリード楽器を務め、ブラウンの太いウォーキング・ベースとマンの繊細なブラシ／シンバルワークが空間を彩る。AllMusicは4.5／5の高評価で「選曲、3人のインタープレイ、リードワークが見事に溶け合った、スモールグループ編成のギター・アルバムの古典」と評し、発表当時のDown Beat誌も4.5／5で「リラックスした愉悦の空気を犠牲にしないヴィルトゥオジティ」と絶賛しました。</p>
<p>歴史的な意義も見逃せません。本作は、ギターが完全にフロントに立つギター＋ベース＋ドラムスのトリオ編成を代表する初期の名盤とされ、後年の<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/jim-hall/">ジム・ホール</a>や<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/joe-pass/">ジョー・パス</a>、さらには現代のギタートリオにつながる先駆的存在と位置づけられています。この編成の「原型」を聴けるという意味でも外せない1枚です。</p>
<p>そして音質。ロイ・デュナンによるコンテンポラリー録音は同時代屈指の優秀録音として知られ、2022年にはオリジナルテープからのオールアナログ・マスタリングによる180g重量盤LP（Craft Recordings）も再発されました。今なおリイシューが続くこと自体が、本作の価値の証明でしょう。</p>
<h2><span id="toc15">こんな人におすすめ</span></h2>
<ul>
<li><strong>ジャズギターを聴き始めたばかりの初心者</strong> … スタンダード中心の親しみやすい選曲と明快なメロディで、ジャズギターの魅力の入り口として最適です。</li>
<li><strong>ギタートリオという編成が好きな人</strong> … ジム・ホールやジョー・パス、現代のギタートリオのルーツにあたる演奏。原点を知ることで他作品の聴こえ方も変わります。</li>
<li><strong>スタンダードの演奏を学びたい中〜上級ギタリスト</strong> … 特に「On Green Dolphin Street」は教材・コピー譜の定番。コードワークとシングルラインの使い分けはお手本の宝庫です。</li>
<li><strong>録音の良いジャズを求めるオーディオ好き</strong> … ロイ・デュナンによる優秀録音で、トリオの3つの楽器の質感が生々しく味わえます。</li>
</ul>
<h2><span id="toc16">まとめ</span></h2>
<p>『The Poll Winners』は、人気投票を制した3人の名手が、肩書きの重さとは裏腹に、実にリラックスして音楽の会話を楽しんだアルバムです。ピアノレスのギタートリオという編成を、物足りなさではなく豊かさとして響かせたこと。それこそがこのアルバムの魔法であり、後年のギタートリオの系譜へとつながる功績でもあります。</p>
<p>まずは「Jordu」の疾走感で3人の呼吸を、「On Green Dolphin Street」でマイルスより早かった名演を、そして「You Go to My Head」で音数を抑えた美しさを味わってみてください。1957年の録音とは思えない鮮度で、ギター・ベース・ドラムスの対話が耳に飛び込んでくるはずです。ジャズギターが好きなら、いつかは必ず通る道。それなら早めに通っておいて損はない名盤です。</p>
<h2><span id="toc17">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/barney-kessel/">バーニー・ケッセルとは？（人物紹介記事）</a> … 経歴・音楽的特徴・名盤を紹介しています。</li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/the-swinging-guitar-of-tal-farlow/">『The Swinging Guitar of Tal Farlow』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
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