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	<title>ジョン・スコフィールド | Jazz Guitar &#039;Round Midnight</title>
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	<description>Jazz In Tokyo</description>
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		<title>ジョン・スコフィールド(John Scofield)『A Go Go』徹底解説｜MMWとの出会いが生んだジャズ・ファンクの決定盤</title>
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		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jul 2026 09:22:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アルバム紹介]]></category>
		<category><![CDATA[A Go Go]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[ジョン・スコフィールド]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
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					<description><![CDATA[ジョン・スコフィールドが1998年に発表したジャズ・ファンクの名盤『A Go Go』を徹底解説。MMW（メデスキ・マーティン&#038;ウッド）との共演の背景から全曲解説、名盤たる理由まで詳しく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>1998年にVerveから発表された『A Go Go（ア・ゴー・ゴー）』は、ジョン・スコフィールドのディスコグラフィーの中でも特に人気の高い一枚です。共演相手は、当時ジャム・バンド・シーン（即興演奏を軸に長尺のライブを繰り広げるバンド群のシーン）で人気急上昇中だったトリオ、Medeski Martin &amp; Wood（メデスキ・マーティン&amp;ウッド、以下MMW）。ざらついたトーンのギターと渦を巻くオルガンが生み出す「グリージー（脂っこい）」なグルーヴが全編を貫いていて、ジャズ・ファンクの名盤を1枚だけ挙げるなら本作、という人も少なくありません。</p>
<p>ひねりの効いたフレージングと独特のトーンで知られるスコフィールドの経歴や代表作については、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/john-scofield/">ジョン・スコフィールドとは？（人物紹介記事）</a>で詳しく紹介しています。この記事では『A Go Go』という作品そのものに焦点を当て、制作背景から全曲解説まで、じっくり掘り下げていきます。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">アルバム基本情報</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">どんなアルバム？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">参加メンバー</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">全曲解説</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">1. A Go Go（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">2. Chank（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">3. Boozer（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">4. Southern Pacific（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">5. Jeep on 35（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">6. Kubrick（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">7. Green Tea（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">8. Hottentot（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">9. Chicken Dog（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">10. Deadzy（作曲：ジョン・スコフィールド）</a></li></ol></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">聴きどころ・なぜ名盤なのか</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">アルバム基本情報</span></h2>
<figure class="wp-block-table">
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>発売</td>
<td>1998年4月7日</td>
</tr>
<tr>
<td>レーベル</td>
<td>Verve Records（ヴァーヴ）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音日</td>
<td>1997年10月30日〜11月1日（日本盤クレジットによる）</td>
</tr>
<tr>
<td>録音場所</td>
<td>Avatar Studios（アヴァター・スタジオ、ニューヨーク）</td>
</tr>
<tr>
<td>プロデューサー</td>
<td>Lee Townsend（リー・タウンゼンド）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</figure>
<p>編成は、スコフィールドのギターにMMWの3人（キーボード、ベース、ドラムス）を加えたカルテット（4人組）です。</p>
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</div>
<p style="font-size:0.85em;color:#888;">※『A Go Go』の新品CDは現在楽天市場で見つかりにくいため、リンクでは同アーティストの『ブルー・マター（Blue Matter）』を紹介しています。</p>
<h2><span id="toc2">どんなアルバム？</span></h2>
<p>『A Go Go』の面白さを知るには、まず前作を知っておくのが近道です。1996年の『Quiet』は、アコースティック・ギターを主体にした静かな作品でした。そこから一転、本作ではエフェクトを効かせたエレクトリック・ギターを前面に出し、ジャズ・ファンク／ソウル・ジャズ路線へと大きく舵を切ります。この振れ幅の大きさこそ、スコフィールドというギタリストの懐の深さです。</p>
<p>共演相手のMMWは、鍵盤のジョン・メデスキ、ベースのクリス・ウッド、ドラムスのビリー・マーティンによるトリオ。スコフィールドから見れば「下の世代」にあたるバンドです。スコフィールドは彼らの作品を聴いてその演奏力とグルーヴを気に入り、自ら声をかけて共演が実現したとされています。キャリアで大きく先輩にあたるスコフィールドが全曲の作曲と音楽的リードを担い、MMWが自分たちの流儀でグルーヴを注ぎ込む——この役割分担が見事にはまりました。</p>
<p>録音は1997年10月30日から11月1日（日本盤クレジットによる）、ニューヨークのアヴァター・スタジオで、わずか3日間ほどで行われました。プロデュースは『Quiet』などでも組んだリー・タウンゼンド、録音とミックスはジョー・フェルラ。短期集中のセッションだけに、バンドの鮮度がそのまま封じ込められたようなライブ感が全編に漂います。</p>
<p>日本盤の解説でも、本作はグルーヴィーなサウンドでジャム・バンド・ブームの先駆けとなった重要作と位置づけられています。1990年代後半にジャズとジャム・バンド・シーンが接近していく、その流れを象徴する一枚でもあるのです。</p>
<h2><span id="toc3">参加メンバー</span></h2>
<p>本作はスコフィールドとMMWによるカルテット編成です。MMWはオルガン・トリオ（オルガン＋ベース＋ドラムスの編成）を現代的に更新したようなバンドで、4人それぞれの音色の個性がアルバムの味を決めています。</p>
<ul>
<li><strong>ジョン・スコフィールド（エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ホイッスル）</strong> … 本作のリーダーで、オリジナル盤全10曲の作曲者。ここでは普段より一段とざらついた、ファンキーなトーンを聴かせます。</li>
<li><strong>ジョン・メデスキ（オルガン、アコースティック・ピアノ、ウーリッツァー、クラヴィネット）</strong> … MMWの鍵盤奏者。ウーリッツァー（電気ピアノの一種）や、ファンクでおなじみの打楽器的な音を出す電気鍵盤クラヴィネットを弾き分け、アルバムの色彩を一手に担います。</li>
<li><strong>クリス・ウッド（アコースティック・ベース、エレクトリック・ベース）</strong> … MMWのベーシスト。硬質な音色でバンドの土台をがっちり支えます。</li>
<li><strong>ビリー・マーティン（ドラムス、タンバリン）</strong> … MMWのドラマー。ルーズに跳ねる独特のビートが、本作の「脂っこさ」の源です。</li>
</ul>
<h2><span id="toc4">全曲解説</span></h2>
<p>オリジナル盤の全10曲は、すべてジョン・スコフィールドのオリジナル曲です。</p>
<h3><span id="toc5">1. A Go Go（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>ミドルテンポ・マイナー調のタイトル曲です。今ではジャズ・ファンクの代表曲のひとつに数えられる存在で、ギターとオルガンの絡みからバンドの化学反応が一発で伝わる、アルバムの入口として申し分ない1曲です。</p>
<h3><span id="toc6">2. Chank（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>ジェームス・ブラウンのバンドで活躍したギタリスト、ジミー・ノーレンに捧げられたファンク・ナンバー。曲名はノーレンの愛称「チャンク」に由来するとされ、その名の通りノーレン直系のスクラッチーなカッティング（コードを歯切れよく刻む奏法）が主役です。本作の方向性を象徴する曲として、レビューでも頻繁に言及されます。</p>
<h3><span id="toc7">3. Boozer（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>アコースティック・ギターも交えた、ゆったりとしたグルーヴの曲。前のめりなファンクの合間に、ふっと肩の力が抜けるような時間が流れます。</p>
<h3><span id="toc8">4. Southern Pacific（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>イージーなグルーヴの上で、スコフィールドの「味のある」即興が楽しめる曲。派手さよりもニュアンスで聴かせる、歌うようなフレージングにじっくり耳を傾けたいナンバーです。</p>
<h3><span id="toc9">5. Jeep on 35（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>軽やかなドライブ感が心地よいナンバー。肩の力の抜けたグルーヴはファンク一辺倒ではない本作の幅を感じさせてくれます。本作の「おいしいところ」をまず味わいたい人は、ここから聴いてみるのもおすすめです。</p>
<h3><span id="toc10">6. Kubrick（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>2分あまりの短い実験的な小品。どこか映画のワンシーンを思わせる雰囲気があり、ファンク一辺倒にならないアルバムの流れに、不思議な陰影を与えています。</p>
<h3><span id="toc11">7. Green Tea（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>メロディアスなミドル・ナンバー。ファンク色の強い曲の間にあって、スコフィールドの書くメロディの魅力をじっくり味わえる1曲です。</p>
<h3><span id="toc12">8. Hottentot（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>オルガンが渦巻くファンク・チューンで、バンド全体の白熱したやり取りが聴きどころ。後年、ジャズ・ファンク系セッションの定番曲になったとされる、本作屈指の人気曲です。</p>
<h3><span id="toc13">9. Chicken Dog（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>泥臭いニューオーリンズ風味のグルーヴ・ナンバー。ファンクのルーツのひとつであるニューオーリンズの空気を、バンドがたっぷり吸い込んで鳴らしています。</p>
<h3><span id="toc14">10. Deadzy（作曲：ジョン・スコフィールド）</span></h3>
<p>3分弱で静かに幕を閉じるクローザー。熱いグルーヴの余韻を、そっと冷ましてくれるような幕引きです。</p>
<p>なお、日本盤『A GO GO +2』（2016年発売のSHM-CDほか）には、本セッションのアウトテイクとされる「Like It or Not」「Hope Springs Eternal」の2曲がボーナストラックとして追加収録されています。</p>
<h2><span id="toc15">聴きどころ・なぜ名盤なのか</span></h2>
<p>まず特筆すべきは、スコフィールドとMMWの相性の良さです。本作でのスコフィールドのギターは普段より歪みの強い、ざらついたトーンで、メデスキのオルガンやクラヴィネット、マーティンのルーズなドラム、ウッドの硬質なベースと絡み合います。JazzTimes誌のレビューでは、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/jim-hall/">ジム・ホール</a>とビル・エヴァンス、あるいはジミー・ノーレンとジェームス・ブラウンといった名コンビになぞらえて、天が結び付けたような組み合わせだと絶賛されました。難しいことを考えずに体で楽しめるのに、聴き込むほど即興のやり取りがスリリングに響いてくる——この二層構造が本作の強みです。</p>
<p>評価も上々で、AllMusicが5点満点中4点、All About Jazzが4.5点、The Penguin Guide to Jazz Recordingsが4点満点中3.5点と、主要メディアが軒並み高い点を付けています。セールス面でも、1998年4月25日付のBillboard「Top Jazz Albums」チャートで2位を記録しています。</p>
<p>そして本作の価値は、その後の影響の大きさにもあります。ここで確立したグルーヴ／ファンク路線は『Bump』（2000年）や『Überjam』（2002年）へと発展し、MMWとの共演もその後継続。2006年には対等なバンド名義「Medeski Scofield Martin &amp; Wood（MSMW）」でアルバム『Out Louder』を発表します。「A Go Go」「Hottentot」「Chank」といった本作の曲はMSMWのライブでもたびたび演奏され、特に「Hottentot」「Chank」はジャズ・ファンク系セッションの定番曲として定着したとされています。一枚のアルバムから複数のセッション定番曲が生まれた——これこそ名盤の証ではないでしょうか。</p>
<h2><span id="toc16">こんな人におすすめ</span></h2>
<ul>
<li><strong>ジャズ・ファンクの入門盤を探している人</strong> … 難解さがなく、リズムに身を任せるだけで楽しめます。「ジャズは敷居が高い」と感じている人にこそ聴いてほしい一枚です。</li>
<li><strong>セッションに参加したいジャズギター学習者</strong> … 「Hottentot」「Chank」はセッション定番曲として知られており、原曲を知っておくと実戦でそのまま役立ちます。カッティングやファンクのフレージングの教材にもなります。</li>
<li><strong>MMWやジャム・バンド系の音楽が好きな人</strong> … MMWのグルーヴが、スコフィールドの曲というフレームの中にぎゅっと凝縮されています。彼らの入り口としても最適です。</li>
<li><strong>スコフィールドの他作品を聴いてきた人</strong> … 『Quiet』からの大胆な振れ幅、『Bump』『Überjam』への流れを踏まえると、キャリアの転換点として一層楽しめます。</li>
</ul>
<h2><span id="toc17">まとめ</span></h2>
<p>『A Go Go』は、アコースティック作『Quiet』から一転してジャズ・ファンクへ舵を切ったスコフィールドが、世代の異なるトリオMMWと出会って生み出した化学反応の記録です。全曲がスコフィールドのオリジナルでありながら、若い3人のグルーヴが遠慮なく前へ出る——ベテランと新世代の理想的な関係が、3日間ほどの集中セッションに焼き付けられています。</p>
<p>ジャズ・ファンクの入り口として、セッション定番曲の予習として、あるいは純粋に心地よいグルーヴ・ミュージックとして。どの角度から聴いても応えてくれる懐の深さが、このアルバムには詰まっています。まずはタイトル曲「A Go Go」と「Hottentot」から、あの脂っこいグルーヴに浸ってみてください。</p>
<h2><span id="toc18">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/john-scofield/">ジョン・スコフィールドとは？（人物紹介記事）</a> … 経歴・音楽的特徴・名盤を紹介しています。</li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/upside-downside-mike-stern/">『Upside Downside』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
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			</item>
		<item>
		<title>ジョン・スコフィールドとは？ジャズとファンクを融合した現代ジャズギターの巨匠</title>
		<link>https://jazzguitarroundmidnight.com/john-scofield/</link>
					<comments>https://jazzguitarroundmidnight.com/john-scofield/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 02 Jul 2026 05:13:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ミュージシャン紹介]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[ジョン・スコフィールド]]></category>
		<category><![CDATA[フュージョン]]></category>
		<category><![CDATA[マイルス・デイヴィス]]></category>
		<category><![CDATA[名盤]]></category>
		<category><![CDATA[現代ジャズ]]></category>
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					<description><![CDATA[マイルス・デイヴィスのバンドで名を上げ、ビバップとファンクを融合した唯一無二のトーンで知られるジョン・スコフィールド。経歴・音楽的特徴・おすすめアルバム・使用機材まで、現代ジャズギターの巨匠を徹底解説します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ジョン・スコフィールド（John Scofield）は、1951年生まれのアメリカのジャズギタリストです。マイルス・デイヴィスのバンドで世界的な知名度を得て、ビバップ（1940年代に生まれたモダンジャズの即興スタイル）の語彙とブルースやファンクのグルーヴを融合した独自のプレイで知られています。<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a>で紹介したウェスが1960年代のジャズギターを象徴する存在だとすれば、スコフィールドは1980年代以降のエレクトリック・ジャズを牽引してきた存在といえるでしょう。グラミー賞を3回受賞し、70代の現在も第一線で活動を続けています。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">基本プロフィール</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">経歴</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">バークリーからプロの世界へ（1951〜1977年）</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">リーダー活動の開始とマイルス・バンド（1977〜1985年）</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">ファンクと正統派ジャズの二刀流（1984〜1997年）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">『A Go Go』以降の越境と現在（1998年〜）</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">音楽的特徴</a><ol><li><a href="#toc8" tabindex="0">ビバップの語彙×ブルース／ファンクのグルーヴ</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">1音でわかる「歌う」セミアコトーン</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">バンドで踊らせるグルーヴ志向</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">おすすめアルバム</a><ol><li><a href="#toc12" tabindex="0">『A Go Go』（1998年、Verve）</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">使用機材</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">影響・評価</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">基本プロフィール</span></h2>
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>本名</td>
<td>ジョン・スコフィールド（John Scofield）。愛称は「スコ（Sco）」</td>
</tr>
<tr>
<td>生没年</td>
<td>1951年12月26日生まれ（存命）</td>
</tr>
<tr>
<td>出身</td>
<td>アメリカ・オハイオ州デイトン生まれ、コネチカット州ウィルトン育ち</td>
</tr>
<tr>
<td>楽器</td>
<td>エレクトリックギター（メインはセミアコのIbanez AS200）</td>
</tr>
<tr>
<td>主な活動期</td>
<td>1974年頃〜現在</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2><span id="toc2">経歴</span></h2>
<h3><span id="toc3">バークリーからプロの世界へ（1951〜1977年）</span></h3>
<p>1951年にオハイオ州デイトンで生まれ、コネチカット州ウィルトンで育ちました。11歳の頃にロックやブルースに影響を受けてギターを始め、1970〜73年にバークリー音楽大学で学びます。1974年、ジェリー・マリガンとチェット・ベイカーのカーネギー・ホール公演のライブ録音に参加し、実質的なレコードデビューを果たしました。1975〜77年頃にはビリー・コブハムとジョージ・デュークのフュージョンバンドに約2年間在籍。さらにチャールズ・ミンガスのアルバム『Three or Four Shades of Blues』（1977年）の録音にも参加し、同時期にパット・メセニーの後任としてゲイリー・バートンのカルテットに加わっています。</p>
<h3><span id="toc4">リーダー活動の開始とマイルス・バンド（1977〜1985年）</span></h3>
<p>1977年には初のリーダー作を発表し、1978年頃からバンドリーダーとして国際的な活動を始めます。1979年にはスティーヴ・スワロウ（ベース）、アダム・ナスバウム（ドラム）とトリオを結成しました。そして最大の転機となったのが、1982年から約3年半に及ぶマイルス・デイヴィスのバンドへの在籍です。『Star People』『Decoy』『You&#8217;re Under Arrest』の3作に演奏と作曲の両面で貢献し、世界的な知名度を獲得しました。</p>
<h3><span id="toc5">ファンクと正統派ジャズの二刀流（1984〜1997年）</span></h3>
<p>マイルス在籍中から『Electric Outlet』（1984年）、『Still Warm』（1985年）を発表し、その後はデニス・チェンバース（ドラム）らとのバンドで『Blue Matter』（1987年）、『Loud Jazz』（1988年）などファンク色の強い作品を連発します。1990年代に入るとブルーノートから『Time on My Hands』（1990年）、『Hand Jive』（1994年）、『Groove Elation』（1995年）などを発表し、ストレートアヘッドなジャズギタリストとしての評価も確立しました。</p>
<h3><span id="toc6">『A Go Go』以降の越境と現在（1998年〜）</span></h3>
<p>1998年、メデスキ・マーティン&amp;ウッド（MMW）と共演した『A Go Go』（Verve）を発表。ジャムバンド世代のリスナーを獲得する大ヒットとなり、キャリア後半の方向性を決定づけました。その後も『Überjam』（2002年）でドラムンベースの要素を導入するなど実験を続け、『Past Present』（2015年）で2016年グラミー賞最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバムを受賞、『Country for Old Men』（2016年）では2017年に同部門と最優秀即興ジャズソロの2冠に輝きます。2020年からはECMレーベルに移り、『Swallow Tales』（2020年）、初のソロギター作『John Scofield』（2022年）、トリオによる2枚組『Uncle John&#8217;s Band』（2023年）を発表。ニューヨーク大学で教鞭を執ってきた教育者の顔も持ちながら、70代の現在も精力的にツアーを続ける現役プレイヤーです。</p>
<h2><span id="toc7">音楽的特徴</span></h2>
<h3><span id="toc8">ビバップの語彙×ブルース／ファンクのグルーヴ</span></h3>
<p>スコフィールドの最大の個性は、ジャズの高度なハーモニー感覚を、ブルースやファンク由来の粘っこいタイム感で弾くことです。コードトーンの外側を這うようなクロマチック（半音階的）なアウトフレーズを多用しながらも難解に聞こえないのは、土台に身体的なグルーヴがあるからです。彼の音楽はしばしば「ジャズ、フュージョン、ファンク、ブルース、ソウル、ロックのブレンド」と要約されます。</p>
<h3><span id="toc9">1音でわかる「歌う」セミアコトーン</span></h3>
<p>セミアコースティックギター（空洞のボディ中央にブロック材を持つタイプ）に軽いディストーションを薄くかけた、太くエッジのあるトーンも代名詞です。ベンドやビブラート、スライドを多用したボーカルのようなフレージングと相まって、「1音でスコフィールドと分かる」といわれる音色を生み出しています。</p>
<h3><span id="toc10">バンドで踊らせるグルーヴ志向</span></h3>
<p>『A Go Go』以降は、リフとグルーヴを軸にした曲作りが顕著です。ソロ偏重ではなく「バンド全体で踊らせる」発想は、MMWやガヴァメント・ミュールらジャムバンド勢との越境コラボにもつながり、1990年代末以降のジャズとジャムシーンの接近を象徴する存在となりました。</p>
<h2><span id="toc11">おすすめアルバム</span></h2>
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<h3><span id="toc12">『A Go Go』（1998年、Verve）</span></h3>
<p>まず1枚選ぶならこれです。1998年にVerveから発売され、ニューヨークのAvatar Studioなどで録音されました。共演はジョン・メデスキ（キーボード）、クリス・ウッド（ベース）、ビリー・マーティン（ドラム）＝メデスキ・マーティン&amp;ウッド（MMW）で、彼らとの初共演盤にあたります。全曲がスコフィールドのオリジナルで、表題曲 &#8220;A Go Go&#8221; や &#8220;Chank&#8221;、&#8221;Southern Pacific&#8221; など、MMWのルーズで実験的なグルーヴの上を歪んだセミアコが自由に泳ぐ快感は、まさにジャズファンクの決定盤です。難解さがなく、ジャズ入門者にもファンク好きにも勧めやすい「入口」の1枚です。</p>
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<p>他のおすすめとしては、まず『Still Warm』（1985年）。マイルス・バンド離脱直後の代表作で、80年代フュージョン期のスコ・トーンの完成形といえる1枚です。『Time on My Hands』（1990年）はジョー・ロヴァーノ、チャーリー・ヘイデン、ジャック・ディジョネットとの正統派カルテット作で、ジャズ側の代表作です。近作では『Uncle John&#8217;s Band』（2023年）が、自作曲に加えボブ・ディランやグレイトフル・デッドの曲までを消化する、70代の現在地を示す充実のトリオ2枚組です。</p>
<h2><span id="toc13">使用機材</span></h2>
<p>メインギターは、1981年製のセミアコースティックギターIbanez AS200です。1982年頃のツアー中にIbanezから提供されて以来、40年以上にわたって使い続けているとされ、同社からはシグネチャーモデルのJSMシリーズも発売されています。アンプはVox AC30（リイシューのAC30TBを好むとされます）とMesa/Boogie Mark Iリイシューが軸とされ、歪みの核になっているのがディストーションペダルのPro Co RATです。セミアコ＋AC30＋RATという意外にシンプルな組み合わせが、あの唯一無二のトーンの土台とされています。</p>
<p>ただし機材は時期により変動があるため、上記はあくまで代表的な組み合わせと考えてください。近年の取材では、ルーパーやフィルター系エフェクトを加えた実験的なセットアップも紹介されています。</p>
<h2><span id="toc14">影響・評価</span></h2>
<p>スコフィールドは、パット・メセニー、<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/bill-frisell/">ビル・フリゼール</a>と並んで「現代ジャズギター三大巨頭」と称されることの多いギタリストです（通説としてよく引用される言い回しです）。マイルス・デイヴィス門下の「卒業生」として1980年代以降のエレクトリック・ジャズを牽引し、ビバップの知性とブルース／ファンクの身体性を等価に扱うスタイルは、後続のジャズ〜フュージョン系ギタリストに広く影響を与えました。ジョン・メイヤーなど他ジャンルのギタリストからも敬愛されています。また『A Go Go』以降のMMW、フィル・レッシュ、ガヴァメント・ミュールらとの協働により、ジャズとジャムバンド・シーンの橋渡し役を果たした点も歴史的な功績です。グラミー賞3回受賞、フランス芸術文化勲章（2010年）など制度的な評価も確立しています。</p>
<h2><span id="toc15">まとめ</span></h2>
<p>ジョン・スコフィールドは、ジャズの知性とファンクの身体性を1本のセミアコで両立させてきた、現代ジャズギターを代表するギタリストです。マイルス・バンドからジャムバンドシーンまで、時代ごとに活動の場を広げながら、常に「1音でわかる」個性を保ち続けてきました。まず聴くなら、MMWとの共演でジャズファンクの決定盤となった『A Go Go』（1998年）がおすすめです。そこから80年代の『Still Warm』、90年代の『Time on My Hands』、最新のECM期へと聴き進めれば、キャリアの全体像がつかめるはずです。</p>
<h2><span id="toc16">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/pat-metheny/">パット・メセニーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/kurt-rosenwinkel/">カート・ローゼンウィンケルとは？（人物紹介記事）</a></li>
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<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/a-go-go-john-scofield/">『A Go Go』徹底解説（アルバム紹介記事）</a></li>
</ul>
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