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	<title>コンコード | Jazz Guitar &#039;Round Midnight</title>
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	<description>Jazz In Tokyo</description>
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		<title>エミリー・レムラーとは？ウェス直系のオクターブ奏法を受け継いだ早逝の名手</title>
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		<dc:creator><![CDATA[tenchiba]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 03 Jul 2026 10:18:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ミュージシャン紹介]]></category>
		<category><![CDATA[エミリー・レムラー]]></category>
		<category><![CDATA[コンコード]]></category>
		<category><![CDATA[ジャズギター]]></category>
		<category><![CDATA[ハードバップ]]></category>
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					<description><![CDATA[エミリー・レムラーは、ウェス・モンゴメリー直系のオクターブ奏法で1980年代に活躍したジャズギターの名手。経歴や奏法の特徴、代表作『East to Wes』などおすすめアルバム、使用機材までわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>エミリー・レムラー（Emily Remler、1957〜1990）は、1980年代のジャズシーンで活躍したアメリカのジャズギタリストです。<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a>で紹介したウェスのオクターブ奏法を正統に受け継ぎ、温かいトーンと骨太なスウィング感で、巨匠<a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/herb-ellis/">ハーブ・エリス</a>から「ギターの新しいスーパースター」と絶賛されました。32歳の若さで急逝しましたが、2024年に未発表ライヴ音源『Cookin&#8217; at the Queens』が発掘リリースされ、いま再評価が進んでいます。この記事では、経歴・奏法の特徴・おすすめアルバムを紹介します。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">基本プロフィール</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">経歴</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">ロック好きの少女からジャズへ（1957年〜1970年代半ば）</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ニューオーリンズでの下積みとハーブ・エリスとの出会い（1976年頃〜1978年）</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">コンコードからデビューし第一線へ（1981〜1985年）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">代表作『East to Wes』と急逝（1988〜1990年）</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">音楽的特徴</a><ol><li><a href="#toc8" tabindex="0">ウェス直系のオクターブ奏法と温かいトーン</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">流麗なシングルノート・ラインと歌心</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">ラテン/ボサノヴァへの深い適性</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">おすすめアルバム</a><ol><li><a href="#toc12" tabindex="0">『East to Wes』（1988年）</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">使用機材</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">影響・評価</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">関連記事</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">基本プロフィール</span></h2>
<table>
<thead>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>本名</td>
<td>Emily Remler（エミリー・レムラー）</td>
</tr>
<tr>
<td>生没年</td>
<td>1957年9月18日〜1990年5月4日（享年32）</td>
</tr>
<tr>
<td>出身</td>
<td>アメリカ・ニュージャージー州イングルウッド・クリフス</td>
</tr>
<tr>
<td>楽器</td>
<td>ギター（エレクトリック・アーチトップ主体、ナイロン弦も使用）</td>
</tr>
<tr>
<td>主な活動期</td>
<td>1970年代後半〜1990年</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2><span id="toc2">経歴</span></h2>
<h3><span id="toc3">ロック好きの少女からジャズへ（1957年〜1970年代半ば）</span></h3>
<p>1957年9月18日生まれ。ニュージャージー州イングルウッド・クリフスで育ちました。1967年頃、10歳で兄のGibson ES-330を手にギターを始め、当初はジミ・ヘンドリックスやジョニー・ウィンターらロックに夢中だったといいます。1970年代半ばにバークリー音楽大学へ進学すると、ウェス・モンゴメリーやパット・マルティーノらを研究してジャズに転向。特にウェスのオクターブ奏法から強い影響を受けました。</p>
<h3><span id="toc4">ニューオーリンズでの下積みとハーブ・エリスとの出会い（1976年頃〜1978年）</span></h3>
<p>1976年頃にニューオーリンズへ移り、ブルースやジャズのクラブで下積みを重ねます。転機となったのは、地元クラブに出演していた巨匠ハーブ・エリスとの出会いでした。ホテルで数時間ジャムセッションをした末、エリスは彼女を1978年のコンコード・ジャズ・フェスティバルへ招きます。冒頭の「ギターの新しいスーパースター」は、このステージで彼女を聴衆に紹介したエリスの言葉です。</p>
<h3><span id="toc5">コンコードからデビューし第一線へ（1981〜1985年）</span></h3>
<p>1981年、Concord Jazzからデビュー作『Firefly』を発表。ピアノに名手ハンク・ジョーンズを迎えた同作は好評を博し、リーダー活動が本格化します。同年にはピアニストのモンティ・アレキサンダーと結婚しました（1984年に離婚）。1982年に『Take Two』、1984年に『Transitions』を発表し、この時期にはアストラッド・ジルベルトのツアー・ギタリストも務めています。1985年にはダウンビート誌の人気投票で「Guitarist of the Year」に選ばれ、同年『Catwalk』とラリー・コリエルとの双頭作『Together』を発表しました。</p>
<h3><span id="toc6">代表作『East to Wes』と急逝（1988〜1990年）</span></h3>
<p>1988年にはデュケイン大学のアーティスト・イン・レジデンスを務め、代表作『East to Wes』を発表。翌1989年、バークリー音楽大学からDistinguished Alumni（傑出した卒業生）賞を受けました。しかし1990年5月4日、オーストラリア・ツアー中のシドニーで心不全のため急逝します。まだ32歳でした。遺作『This Is Me』は同年、死後リリースされています。</p>
<h2><span id="toc7">音楽的特徴</span></h2>
<h3><span id="toc8">ウェス直系のオクターブ奏法と温かいトーン</span></h3>
<p>最大の特徴は、オクターブ奏法（1オクターブ離れた2つの音で同じメロディを弾く手法）やブロックコード的な展開を、ソロの流れに自然に織り込むスタイルです。エフェクトに頼らない、丸く温かいアーチトップ・サウンドを追求しました。「見た目はニュージャージー出身の上品なユダヤ人の女の子だけど、中身はウェス・モンゴメリーみたいな大きな親指を持つ50歳の恰幅のいい黒人男性なの」という1982年の本人の言葉が、その傾倒ぶりを象徴しています。</p>
<h3><span id="toc9">流麗なシングルノート・ラインと歌心</span></h3>
<p>パット・マルティーノ譲りの、正確なピッキングによる淀みない8分音符のロングラインも持ち味です。ビバップ〜ハードバップの語彙を骨太にスウィングさせながら、技巧をひけらかすことなく、歌心とタイム感を何より重視しました。</p>
<h3><span id="toc10">ラテン/ボサノヴァへの深い適性</span></h3>
<p>アストラッド・ジルベルトとのツアーで培われたラテン/ボサノヴァの語法も重要な要素で、ナイロン弦ギターも使いこなしました。教則ビデオ『Advanced Jazz and Latin Improvisation』を残すほど、この分野に精通していました。</p>
<h2><span id="toc11">おすすめアルバム</span></h2>
<p>※以下に楽天市場のアフィリエイトリンク（PR）を含みます。</p>
<h3><span id="toc12">『East to Wes』（1988年）</span></h3>
<p>1988年5月にニューヨークのPenny Lane Studiosで録音され、同年Concord Jazz（CCD-4356）から発売された、ウェス・モンゴメリーへのトリビュート作です。メンバーはハンク・ジョーンズ（ピアノ）、バスター・ウィリアムス（ベース）、マーヴィン・&#8221;スミッティ&#8221;・スミス（ドラム）という超一流のリズム隊。スタンダード5曲と自作3曲の全8曲で、「Daahoud」「Hot House」でのビバップ・ラインとオクターブ奏法の使い分けが白眉です。恩人ハーブ・エリスに感謝を込めた「Blues for Herb」、ウェス初期のボサノヴァ路線を思わせる表題曲も聴きどころ。AllMusicが「彼女の最高傑作」と評し、ペンギン・ガイドで最高ランクの4つ星を得た、最初の1枚に最適な作品です。</p>
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</div>
<p>そのほかのおすすめは、まずデビュー作『Firefly』（1981年）。ハンク・ジョーンズが参加し、24歳とは思えない完成度で批評家の支持を集めた出発点です。『Together』（1985年）はラリー・コリエルとのギター・デュオ作で、彼女の即興力を濃密に味わえます。『Cookin&#8217; at the Queens』（2024年）は、1984年と1988年のラスベガス公演のラジオ放送用音源をResonance Recordsが発掘したライヴ盤で、全盛期の熱気を伝える再評価のきっかけとなった話題作です。</p>
<h2><span id="toc13">使用機材</span></h2>
<p>メインギターは、兄から譲り受けたチェリーレッドのGibson ES-330です。キャリアの大半をこの1本で通したとされ、機内に持ち込めるサイズも愛用の理由だったといわれます。1980年代後半にはBorys B120というホロウボディも使用したとされます。アコースティックではOvationを用いたとされ、『East to Wes』の「Snowfall」ではアコースティック・ギターに持ち替えた演奏が聴けます。</p>
<p>アンプは、Polytone Mini-Bruteのような小型コンボを好んだとされます。「運んでくれる人がいるならFender Twinが好き」と語ったという話も伝わっています。ピックはFender 351のエクストラ・ヘビーを使っていたとされます。</p>
<h2><span id="toc14">影響・評価</span></h2>
<p>男性中心だった1980年代のジャズギター界で、実力によって第一線に立った草分け的な存在です。ウェス・モンゴメリーからパット・マルティーノへと続く系譜を正統に受け継ぎつつ、自作曲とラテンの語法で独自性を確立しました。本人は「音楽がすべてであって、政治や女性解放運動とは何の関係もない」と語り、「女性ジャズギタリスト」という枠だけで語られることを望みませんでした。死後もトリビュート盤『Just Friends』2作（1990/91年）やシェリル・ベイリー『A New Promise』（2010年）などの捧げ盤が制作され、近年はミミ・フォックスやジョセリン・グールドら後進が「道を開いた存在」として名を挙げています。2024年の発掘盤リリースで、再評価はさらに加速しています。</p>
<h2><span id="toc15">まとめ</span></h2>
<p>エミリー・レムラーは、ウェス・モンゴメリー直系のオクターブ奏法と歌心あふれるラインで、1980年代のジャズシーンを駆け抜けたギタリストです。32歳での急逝は惜しまれますが、残された録音は今も色あせず、2024年の発掘盤によって新しいリスナーとの出会いも生まれています。まず聴くなら、ハンク・ジョーンズら名手と組んだ代表作『East to Wes』（1988年）からがおすすめです。ウェスへの敬愛と彼女自身の個性が、最良のかたちで詰まった1枚です。</p>
<h2><span id="toc16">関連記事</span></h2>
<ul>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/wes-montgomery-jazz-guitar/">ウェス・モンゴメリーとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/pat-martino/">パット・マルティーノとは？（人物紹介記事）</a></li>
<li><a href="https://jazzguitarroundmidnight.com/herb-ellis/">ハーブ・エリスとは？（人物紹介記事）</a></li>
</ul>
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